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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年03月28日

変形性膝関節症の鍼灸保存療法

昨日変形性膝関節症で人工関節置換手術を予定の60歳代女性が来院された。かなり前から整形外科でヒアルロン酸の注射とO脚矯正の手技療法を受けられているそうだ。先週掛かりつけの整形外科医から大学病院を紹介され手術を決めたそうだ。

諸般の事情で手術が半年先になるのでそれまでの間膝の痛みをはり灸治療で軽減させたいとの意向である。この疾患は最初は立ち上がる時に膝が痛む、階段の昇降で痛い、正座が出来ない等で通常片膝から痛くなる。この段階で治療すれば生活に支障がないまでに治る。

この患者さんは50歳代半ばに膝の不調を感じたがテニス、バレー、登山などの激しいスポーツを続けていたそうだ。膝を厚いサポーターで保護し見た目にも変形がひどい。もちろん変形と痛みは別のことも多いので手術まで痛みの軽減を目的に治療を始めた。

ここまで変形がひどくなると指、足首、踵、股関節にも負担がかかっている。最初の治療なので先ずは指から足首までの反応点と膝の痛みとの関連を中心に調べた。円皮鍼を貼っただけでも痛みに変化がでる。変形を治すことは出来ないが痛みの軽減は可能と思われた。  

  • Posted by へんせき at 21:42Comments(0)運動器疾患