2016年02月29日
明日スキーの予定だが急に腰痛になった
明日家族でスキーに行く予定だが昨日から急に腰が痛くなったと30歳代の女性が来院された。腰痛持ちで昨年は2月と6月に痛くなったとのこと。昨日仕事で少し重いものを持ったせいか帰宅してから腰が痛くなった。
重症ではないが明日のことがあるので治療に来られた。腰の動診をすると後屈で一番痛みが出る。治療は井穴刺絡をF1→F6→F4の順に行い痛みは半減する。百会とその後ろ3cmの頭部刺絡でさらに楽になる。膀胱経を触診して圧痛がある委中、委陽、崑崙にパイオネックスを貼ると痛みはほとんどなくなる。
肩こりと目の疲れも訴えられるので首の動診をしてH5井穴刺絡をすると側屈してのツッパリ感が取れる。目の周囲のEAPと目窓の刺絡、天柱の針で目もすっきりした。
これで心配なくスキーに行けると喜んでお帰りになるが、体を冷やしてぶり返さないか少し気になるところだ。
にほんブログ村
重症ではないが明日のことがあるので治療に来られた。腰の動診をすると後屈で一番痛みが出る。治療は井穴刺絡をF1→F6→F4の順に行い痛みは半減する。百会とその後ろ3cmの頭部刺絡でさらに楽になる。膀胱経を触診して圧痛がある委中、委陽、崑崙にパイオネックスを貼ると痛みはほとんどなくなる。
肩こりと目の疲れも訴えられるので首の動診をしてH5井穴刺絡をすると側屈してのツッパリ感が取れる。目の周囲のEAPと目窓の刺絡、天柱の針で目もすっきりした。
これで心配なくスキーに行けると喜んでお帰りになるが、体を冷やしてぶり返さないか少し気になるところだ。
にほんブログ村
2016年02月16日
強度近視と緑内障がある女性の目の奥の痛み
52歳の女性会社員。数日前から首が凝って辛かったが昨日から頭痛がして右目の奥が痛くなった。月に1回くらい健康管理に通院されているがここ2ヶ月治療していなかった。
もともと目が悪く近視の程度は「ディオプトリー(D)は9D」、老眼も眼鏡が必要でさらに数年前から早期の緑内障で目薬を使っている。1年ほど前に検眼士の宮下氏を紹介して遠近両用の眼鏡を作ってもらった。3ヶ月に1回眼鏡の調整もしているので、原因は肩こり、眼精疲労からくる目の症状として治療した。
首の動診をしてH4H5H6井穴刺絡、目はつぶって治療後の見え方と目の痛みをチェックする。胸鎖乳突筋の圧痛点にパイオネックスを貼ると首凝りは楽になる。目の痛みに対して目の周囲とこめかみにEAPをして右F2F6井穴刺絡。後頭部の刺絡をすると頭痛はなくなり目の痛みも80%よくなる。
最後に百会の刺絡をして治療終了する。目の疲れをためないように毎日「遠赤美人」や蒸しタオルで目を温めることをお勧めした。一週間後目の状態は落ち着いていると連絡があった。
にほんブログ村
もともと目が悪く近視の程度は「ディオプトリー(D)は9D」、老眼も眼鏡が必要でさらに数年前から早期の緑内障で目薬を使っている。1年ほど前に検眼士の宮下氏を紹介して遠近両用の眼鏡を作ってもらった。3ヶ月に1回眼鏡の調整もしているので、原因は肩こり、眼精疲労からくる目の症状として治療した。
首の動診をしてH4H5H6井穴刺絡、目はつぶって治療後の見え方と目の痛みをチェックする。胸鎖乳突筋の圧痛点にパイオネックスを貼ると首凝りは楽になる。目の痛みに対して目の周囲とこめかみにEAPをして右F2F6井穴刺絡。後頭部の刺絡をすると頭痛はなくなり目の痛みも80%よくなる。
最後に百会の刺絡をして治療終了する。目の疲れをためないように毎日「遠赤美人」や蒸しタオルで目を温めることをお勧めした。一週間後目の状態は落ち着いていると連絡があった。
にほんブログ村
2016年02月08日
三ヶ月続く座骨神経痛様の痛み
60歳代の女性。昨年11月、右の臀部が痛くなりそれから太腿の後側、ふくらはぎと痛みがだんだん下の方にも広がっていった。12月になると右足を踏み出す動作で痛みがひどくなり早歩きや駆け足が出来なくなった。
今年になって整形外科を受診した。椎間板ヘルニアが原因ではないかと言われ、鎮痛剤とビタミン剤を処方され牽引などのリハビリを3回したが痛みが引かずに来院された。
安静時でも重だるいような痛みがあり、時々ズーンとする痛みが来る。歩くと痛い。まずベットに背臥位で片足ずつ45度ほど上げてもらい左右の違いを確認してもらう。右足が重い。痛くなったきっかけは10月末に茶道の体験講座に行って長時間正座をしたことではないかと言う。
正座をして負担がかかる膝と足首、足甲の圧痛を調べてパイオネックスを貼りもう一度上記の体勢で足を上げてもらうと変化なし。次に右F4F5井穴刺絡をすると少し軽く上げやすくなる。腹臥位になり右の臀部、大題後側、ふくらはぎの圧痛点を捜しパイオネックスを貼る。確認するとさらにいい。
次に赤羽式の応用で健側のパイオネックスを貼った対称点に6番鍼で即刺即抜の刺鍼をして確認すると左右差がなくなり両足とも同じように上がる。歩いてもらうと足が軽いと言う。肩こり目の疲れがあるので後頭部と百会の刺絡をして治療終了する。どれくらい治療効果が持続するか様子を見てもらうことにした。
にほんブログ村
今年になって整形外科を受診した。椎間板ヘルニアが原因ではないかと言われ、鎮痛剤とビタミン剤を処方され牽引などのリハビリを3回したが痛みが引かずに来院された。
安静時でも重だるいような痛みがあり、時々ズーンとする痛みが来る。歩くと痛い。まずベットに背臥位で片足ずつ45度ほど上げてもらい左右の違いを確認してもらう。右足が重い。痛くなったきっかけは10月末に茶道の体験講座に行って長時間正座をしたことではないかと言う。
正座をして負担がかかる膝と足首、足甲の圧痛を調べてパイオネックスを貼りもう一度上記の体勢で足を上げてもらうと変化なし。次に右F4F5井穴刺絡をすると少し軽く上げやすくなる。腹臥位になり右の臀部、大題後側、ふくらはぎの圧痛点を捜しパイオネックスを貼る。確認するとさらにいい。
次に赤羽式の応用で健側のパイオネックスを貼った対称点に6番鍼で即刺即抜の刺鍼をして確認すると左右差がなくなり両足とも同じように上がる。歩いてもらうと足が軽いと言う。肩こり目の疲れがあるので後頭部と百会の刺絡をして治療終了する。どれくらい治療効果が持続するか様子を見てもらうことにした。
にほんブログ村