たまりば

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2020年01月23日

足を着くとかかとが痛い(足底筋膜炎?)

筋トレのジムで30歳代の女性から右足の裏が痛い症状が3か月くらい続いているのでどうしたらいいか相談を受けた。整形外科ではかかとの骨棘が原因と言われたが積極的な治療はなくふくらはぎをマッサージするように言われた。

特に痛いのは起床時の歩き始めやしばらく座っていて立ち上がり歩き出したときなど。体重をかけると痛いのでバランスが悪い歩き方になって太腿やふくらはぎが硬く緊張している。

筋トレを終えストレッチをした後治療した。ストレッチでは前屈で大腿後側がかなり痛そうだった。足裏をチェックしてみると照海の斜め後方足底との境目付近に激痛点がある。立って体重をかけると同部位が痛くかばいながらしかかけられない。

失眠に透熱灸をすると全く熱さを感じない。30壮くらいしたところで熱さを感じ、それから5壮追加した。立って足踏みをすると足が軽いという。次に右F3井穴刺絡をすると激痛点の圧痛が半分以下に軽くなり、ふくらはぎや膝裏のツッパリ感が楽になった。

5~6人が治療を見学していたが、鍼治療の即効性に驚いていた。F4井穴刺絡で太もも裏の痛みも楽になり前屈して手が床に着くようになった。激痛点は強く押すとまだ痛みが残っているので反対側に巨刺をして治療終了。両足同じように体重をかけて歩けるようになった。明朝起床時の痛みがどうか連絡してもらうようにした。

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  • Posted by へんせき at 23:58Comments(0)運動器疾患

    2020年01月20日

    スパゲッティーを食べていたら顎がはずれた(顎関節脱臼)

    甲状腺機能低下や不眠、動悸などの自律神経症状で定期的に治療をしている50歳代の女性。数日前、スパゲッティーをフォークに巻いて食べていたら右顎が外れた。

    もちろん食べることができなくなり口を閉じることもできなくなった。またしゃべることも不自由になった。その日は日曜で病院が休みのため翌日口腔外科を受診して整復してもらった。幸い骨折はしてなかった。

    現在の状態は一応食べること、しゃべることはできるが口を少し開くと耳の前、顎関節付近に鈍痛が出る。右F6井穴刺絡をすると口が開きやすくなった。右H6井穴刺絡をするとさらによくなった。耳の前に最初3か所圧痛点があったが2か所になった。ここに5㎜ほど刺鍼して軽く口の開閉をすると違和感も減った。

    口を大きく開けることはまだ不安がある。しばらくはそういう行為はやめたほうがいい。口腔外科の歯科医からからはもう一度来るように言われている。顎関節脱臼の整復後の不快感や違和感の軽減に鍼灸治療は有効であることの一症例である。

    初診からしばらく駅から当院までの100mを歩いただけで動機、息切れしていたが最近は治まり30分ほどスロージョギングができるようになった。今日は呼吸が少し浅いというので左H3井穴刺絡をすると深く入るようになった。

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  • Posted by へんせき at 23:41Comments(0)

    2020年01月16日

    テニス肘と腰痛

    新潟の田村先生は治療室以外、特に飲み屋で鍼灸治療の普及に努めておられるようだ。私も今年は先生を見習い常に治療道具を携帯して治療室の外でも井穴刺絡のPRをやっていこうと思っている。

    そうしてたらさっそく機会が訪れた。テニススクールで右ひじにエルボーバンドをはめてレッスンを受けている女性にどうしたのか聞いたらテニス肘で思いっきり打てないと言う。

    レッスンが終わった後治療することにした。整形外科では湿布と鎮痛剤で痛みとは付き合っていくしかないと考えていたが鍼灸治療で治ることもあるなら試したいとのこと。鍼灸の経験はない。

    前腕を前に伸ばし手首を背屈する動作に抵抗を加えると肘の上腕骨外側上顆付近に痛みが出る.またぐっと肘を屈曲させると同部位に痛みを感じる。これを指標に治療点を探していく。指と手の甲、手首を調べると合谷付近に激痛点がある。ここを圧迫して同上の動作をすると痛みが軽くなる。ここに2番鍼で鍼。H6井穴刺絡をするとさらによくなる。最後に上腕骨外側上顆部にハペパッチを貼り左の同部位に3回3番鍼で鍼をすると動作での痛みはなくなる。後は実際テニスをした時の痛みがどうかだ。

    その後散髪に行ったら理容師さんのご主人が腰痛で3回整骨院で治療したがすっきりしないので診て欲しいと言われた。痛くなったきっかけは趣味のダイビングでボンベと錘20キロを背負い海から船に上がるとき腰に負担がかかったのか、翌日から痛くなった。仕事はカメラマンで重い機材を持ってずっと立っていることが多い。

    前屈で痛みがひどく右回転で左腰に痛みが出る。足指から膝まで圧痛点を調べるとほぼ膀胱経に沿って、指、アキレス腱部、ふくらはぎ、膝裏に認める。まずF4井穴刺絡をしてその後残っている圧痛点にパイオネックスを一か所ずつ貼って前屈での痛みを確認していく。この段階で痛みは8割ほど取れる。鍼灸治療は初めてで半信半疑で治療を受けたが1か所治療する度に効果を実感された。最後に百会の刺絡で治療終了する。

    鍼灸治療の経験がないお二人に体験していただき好印象を持っていただけたのは本当に良かった。

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  • Posted by へんせき at 00:06Comments(0)運動器疾患

    2020年01月11日

    肩が痛くて腕が上がらない(石灰沈着性腱板炎)

    以前慢性骨髄性白血病の治療薬の副作用緩和の治療をしていた70歳代の女性、一緒に茶道を習っている仲間でもある。昨年8月くらいから左の首から肩にかけて痛くなりMRI検査を受けた。診断は変形性頚椎症で2か所狭くなっているとのことだった。診断書と画像を持って近所の整形外科を受診したが診療を断られた。理由ははっきり言われなかったがおそらく白血病の治療をしていることと過去に乳がんの手術を受けていることか。

    それでまた大学病院の血液内科の担当医に相談して整形外科に回してもらった。そこで改めて検査をしたら痛みやしびれの原因は石灰沈着の腱板炎と診断された。治療は鎮痛剤を飲むことが主で1回だけステロイドの注射をした。医者の言う通り注射の後1週間ほどは楽になったがまたぶり返してきた。ステロイド注射は何度もできないので針灸を試してみようと相談を受けた。

    症状は前方と側方に腕が上がらない、後方はOK。痛みが肩から肘くらいまでありひどいときは夜寝るとき腕の置き場に困るという。いわゆる五十肩と似た症状でレントゲン検査で石灰沈着が認められる状態。

    治療は動診による井穴刺絡で可動域と痛みの変化を診ながら治療をする。H4が一番効果があり2回やった後小腸経に沿って圧痛点を探す。そこにパイオネックスを貼ると前方側方とも水平位まで上がるようになった。次に痛みが出る位置で肩の圧痛部にパイオネックスを貼り、右肩の同部位に5番鍼を刺す。

    翌日電話があり今日になって前方は140度くらい側方は110度くらいまで上がるようになり、じっとしていても感じていた鈍痛がほとんどよくなったとのこと。今月のお茶の稽古は無理だと思っていたがこの分では行けそうでよかったと喜んでおられた。

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  • Posted by へんせき at 23:45Comments(0)運動器疾患