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2010年12月10日

足裏の痛み(鶏眼・たこ・イボ)の灸療法

二ヶ月近く歩くと足の裏が痛い60歳代の女性の治療をしている。最初は左右どちらも痛かった。この方は通勤時約30分歩いていた。仕事もおもに立ち仕事である。足底筋膜炎の症状とは違う。痛い場所は足指の付け根に近い部分で、押すと圧痛が数ヶ所にあった。

おそらく足底の筋肉疲労か筋力低下によるものと推察して一週間に1回治療を続けた。一穴治療する度に床の上で足踏みさせたり、歩かせたりして痛みの変化を追いながらツボを決めていった。最初は治療当日よくても、翌日にはまた痛みがぶり返していたが、次第に痛みがない時間が増えていき一ヵ月後には右足裏の痛みはなくなった。

それから一ヶ月経った今週の治療で左足裏の痛みもほとんど消失した。仕事中長時間立っている時たまに感じるくらいになった。この患者さんはそうではないが、足の裏に「うおのめ」や「たこ」ができて痛々しい足裏を時々みる。鶏眼(うおのめ)やたこは灸できれいに治るのでお困りの方は試していただきたい。  

どちらも荒めの艾を使い患部と等大の大きさに捻り熱さを感じた後、さらに数壮すえ続ける。平均して1ヶ月くらい続けるとどちらもとれる。途中黒焦げになり硬くなった組織ははさみやカミソリでけずるといい。手術、薬、窒素などの方法もあるが灸は再発が少なく、治療中生活に支障がない。私自身二十数年前冷凍窒素で足裏のたこを焼いたが、1~2年後再発して今度はお灸を試した。3週間ほどして患部がガバッとはずれ完治した。その後再発していない。

また中年以降首の周囲にできるイボもお灸できれいに治る。これは上質の艾を細く捻りイボの上に3~5壮すえる。お灸をした後数日以内に自然にとれている。こちらは毎日続ける必要はなく通常1回でよくなる。

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  • Posted by へんせき at 00:18Comments(2)皮膚疾患