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2010年12月13日

帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療

神経痛には物理療法や鎮痛剤で軽快するものと、なかなか痛みが取れず何年も苦しみ続ける神経痛がある。後者の一つに帯状疱疹後神経痛がある。

これに罹った人は「こんなに痛いとは思わなかった。こんなに続くとは思わなかった」と仰る。この神経痛が出やすい方は高齢者や帯状疱疹が長引いた人に多い。先日来られた患者さんは頭がピリピリすると訴えられ、髪の毛をかき分け調べると頭皮に水泡が出来ていた。

予防には帯状疱疹を長引かせないことが肝心。帯状疱疹は最初皮膚のピリピリ感や鈍痛で始まり、そのうち赤いプツプツや小さい水疱が現れ、虫刺されか皮膚病と間違うこともある。皮膚症状は発赤→水泡→膿疱→ただれ→かさぶたの順をたどり痛みは1週間ぐらいでピークになり通常2~3週間で治る。

病院での治療は通常抗ウィルス剤の服用になる。帯状疱疹には鍼灸治療もよく効くが、なるべく早期の治療が望まれる。副交感神経を抑制する鍼と発赤や水泡には直接灸で対処する。また刺絡が効果的でこの治療を早期に加えておくと帯状疱疹後神経痛に進行することはない。

帯状疱疹後神経痛になってしまった方に対しては、鎮痛剤や神経ブロックが一般的で今年新薬も承認された。しかし副作用などで充分な治療が出来ない場合もあり、そのような時には鍼灸治療を試していただきたい。

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  • Posted by へんせき at 23:59Comments(2)脳・精神・神経