2013年12月25日
心室期外収縮と肝臓の疲れによる背中と腰の痛み

1ヶ月くらい前に脈が跳び気持ち悪いと言って来院された50歳の男性会社員。一週間ずっと不整脈が続くので医者に行ったら心電図検査で心室期外収縮と診断された。悪い不整脈ではないので様子を見るように言われたが、くっーとする症状が気になるので鍼治療で止まらないかとの依頼。
すぐ止まると確約できないとお話しした上でH3H2F4H6の井穴刺絡をする。この不整脈は自律神経の異常により生じると言われているが原因不明のことが多い。飲酒、睡眠不足、ストレス、過労などが誘因となることもあるのでアルコールを止め少し仕事を少なくするようにお話しして治療を終えた。治療直後に不整脈の症状に変化はなかったが三日後に止まった。
しばらく禁酒していたが不整脈が治まったので一週間前からまた飲み始めた。すると今度は2日前から右の背中から腰全体にかけて鈍痛を感じるようになった。背中を叩いても響かないが、ベットに寝た状態から起きる時や腰を捻ると痛みが出る。椅子に腰かけていると鈍く痛い。お腹を診るとお臍の右側に圧痛がある。
胃、肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢の異常が予想された。左F1左F6の井穴刺絡で変化なし。右F3で変化なし。右F2で右背中の痛み軽くなる。まだ腰の鈍痛が残っているので左右F4。「あれっ」というくらいに痛みが取れる。以上の治療経過から肝臓の疲れからの腰背部の痛みと考えられる。次に足の肝経と背中の肝ゾーンの反応を見て施灸する。
ずっと仕事が忙しいのと、飲酒が誘因になっているようだ。これから年末年始にかけて酒の機会が増えるので自粛された方がいいとお話しして治療終了した。

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Posted by へんせき at 22:22│Comments(0)
│呼吸・循環器
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