たまりば

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2011年05月09日

陶芸家の手指・肘の痛み

50歳で会社を退職し、その後趣味でやっていた陶芸を本格的に勉強して今では全国規模の展覧会で入賞するまでに上達された62歳の女性が右手指と肘部の痛みと肩の重だるさで来院された。

異常を感じ始めたのは約2ヶ月前で、最初は腕のだるさだけだったが次第に指や肘の部が痛くなってきた。湿布を貼ったりお風呂で温めて対処していたが、連休前から痛みがひどくなり物を握る動作で日常生活で支障が出てきたそうだ。

ビンの蓋を開けたり、ものを掴み力を入れると指や手の甲に痛みが出る。前腕を回内、回外させると肘の外側に痛みが出る。首を動かしても痛みはない。触診していくと指、前腕、肘部に18ヶ所の圧痛点があり、頚部の胸鎖乳突筋がとても緊張していてここにも5ヶ所の圧痛点がある。

圧痛点は治療ポイントとして大事だがすべてが治療点になるわけでなくその中で治療効果がある圧痛点を探す作業が必要になる。最初に探した圧痛点を先が丸くなったお箸のような木製の棒で何度か圧迫していると次第に圧痛点が減って18ヶ所は8ヶ所に頚の5ヶ所は3ヶ所に絞られた。その8ヶ所と5ヶ所の圧痛点に1ヶ所づつ皮内針を貼り指と肘の痛みを確認しながら治療を進めた。この中にも効く所とそうでない所がある。皮内針は鍼の痛みがまったくないので鍼灸治療が始めての方でも不安なく治療できる。

頚と肩の重だるさははっきりした圧痛点がないので、頭部の鍼と刺絡で本人の自覚がどう軽くなるかを確認しながら4ヶ所の治療をした。初回の治療で約50%の改善で自宅で治療点となった所にお灸を1週間続けてもう一度来院していただくことにした。

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  • Posted by へんせき at 00:30Comments(0)運動器疾患