たまりば

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2011年05月17日

アトピー性皮膚炎と喘息の再発

35歳の男性会社員がアトピー性皮膚炎が最近ひどくなったと来院された。今までの病歴をお聞きすると、子供の時に発症して症状に応じて薬の治療を続けていた。20歳代は割りと安定していたが30歳なり、痒みと喘息発作のためまた病院に通い始め、皮膚科でステロイド剤や免疫抑制剤、内科で吸入ステロイド剤を処方されていた。

昨年5月、アトピー性皮膚炎がひどくなった。薬を塗っていても一進一退でなかなか改善しないので思い切って薬を中止して生活改善(ビールを中止、間食中止など)を徹底してビタミン剤と乳酸菌を摂取し月に2回他院で鍼灸治療を始めたところ2ヶ月ほどでずいぶんきれいになったとのこと。

昨年末風邪をこじらせ肺炎になり1月中旬に完治したが、その後夜中や明け方に喘息が始まった。3月になり漢方薬を飲みだし1ヶ月半ほどしたら発作は半減したが、4月の下旬から今度はアトピー性皮膚炎がひどくなってきた。風呂上りや汗がでたりすると痒みがひどく、首、肩、胸、脇の下などの上半身は皮膚がかさつき発赤している。

アレルギー性の慢性疾患は薬物だけではなかなか完治しない。生活習慣が大きなウェイトを持つ。生活習慣を見直す場合いいと思ってやっていることが逆効果になっていることもあるので注意が必要だ。(例えば、水をたくさん飲むと代謝がよくなる、牛乳を飲むとカルシウムが増える、〇〇体操をすると腰痛にいい)この方は昨年5月を思い出してもう一度徹底することが必要だ。

アトピーも喘息も自律神経的には副交感神経の異常興奮なのでこの抑制が治療の中心になる。皮膚感覚の変化を確認しながら刺絡治療をした。治療開始から1週間くらいは毎日治療した方が効果が継続するので自宅での刺絡とお灸を治療後30分指導した。3日後に痒みは引いてきたが寝つきが悪くなったと電話があった。

これは副交感神経を抑制した為に相反作用として交感神経が優位になったためで逆の治療をすれば治まる。自律神経の治療は交換、副交感のバランスをとるために微妙なさじ加減が求められるので細かな観察眼が必要だ。

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  • Posted by へんせき at 10:09Comments(0)アレルギー