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2011年01月15日

手術後4年目の大腸癌

手術後4年目の大腸癌四年前に大腸癌の手術をされた私の知人60歳代の女性から電話があった。K大学病院で開腹手術を受け、転移もなく術後5ヶ月から仕事にも復帰し、その後は定期的に血液検査、X線検査、CT検査、超音波検査などでフォローしていた。リンパ節転移はなかったので術後補助化学療法はしていない。

昨年12月のCT検査で腹部リンパ節に軽度の腫脹が認められ、PET検査をしたら陽性だったとのこと。しかし腫瘍マーカーは上昇してなく再発転移と確定できず、今月内視鏡検査やMRI検査をする予定になっているそうだ。検査が終了して病院の治療方針が決まったら鍼灸も考えてみたいとのことだった。

「二人に1人が癌にかかり、三人に1人が癌で死ぬ」という時代で、癌はとても身近な病気かもしれない。人は百人十色皆個性が違うように、癌細胞がもともとは各人の正常細胞から発生した以上ひとつとして同じ癌はないと思う。同時に治療法も同じ病期、同じ悪性度といっても画一的にされるべきではないと思う。

大腸癌に関しては内視鏡治療が出来る早期癌ならほぼ完治できると言われている。そのためには自覚症状がない時に健診で見つけなければならないが、一般に実施されている便潜血検査では発見が少し遅れるようだ。健診は無効と主張している専門家もいるが、癌年齢になったら一度内視鏡検査を受けるといい。

この知人女性は発症前、親の介護や家族の問題で非常なストレスを抱えておられた。ストレスは癌に限らずいろいろな病気の発症に大きくかかわっているように見える。ストレスにより体の防衛機能が低下するのだろう。公的医療機関でも鍼を癌の疼痛緩和に利用しているが、抗がん剤の副作用軽減や免疫力との関連などを大きな規模で調査して欲しい。

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    Posted by へんせき at 02:15│Comments(0)
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