たまりば

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2013年06月17日

子宮頸がんワクチン接種は慎重に

子宮頸がんワクチン接種は慎重にお祖母さんの付き添いで来られた女性から子宮頸がんワクチン接種について相談を受けた。中学1年生の娘さんに最近ワクチン接種をさせたが14日の厚労省担当者の会見をみて心配になったそうだ。

発表の内容は『4月から定期予防接種の対象に加えた子宮頸がんワクチンについて「積極的な勧奨は一時やめる」との意見をまとめた』というものだった。理由はワクチン接種後、体の複数部位に慢性的な疼痛が生じる重篤な副作用が多数報告されたためという。

ワクチン接種は有効性と安全性の両面から検討されなければならない。現在日本ではサーバリックスとガーダシスの二つのワクチンが認可されている。有効性はどうなんだろうか? 今の段階では不明というのが正解だと思う。10年20年後にワクチンを接種したグループとそうでないグループを比較しないと分からないのではないか。

ヒトパピローマウィルスは感染しても90%は免疫力によって自然に排除され、5~10%が持続感染となる。持続感染した一部が10年以上の期間を経て前がん病変から子宮頸がんになるといわれている。(その割合は全感染者の1%以下)ほとんどの人は必要ないのではないか。

HPVは100種類以上ありそのうち10数種類が子宮頸がんに関係しているといわれている。サーバリックスはHPV16型18型を予防するといわれているが、すべてをカバーしているわけではなく有効期間もはっきりしていない。となればワクチンを接種しても定期的な検診は必要になる。

子宮頸がんは細胞の異形成からがん細胞になるまで長期間を要するので定期的な検診(細胞診とHPV検査)で予防可能といわれている。日本では毎年約九千人がかかり約2700人が死亡している。欧米では検診率が約80%であるのに日本では約15%である。

日本で接種対象は12歳から16歳の女子生徒であるが安全性と有効性に疑問が残っている今の段階では慎重に考えて欲いいと思う。いま行われている検診の受診率を上げることで安全に効果的に子宮頸がんは予防できるのだから。

ちょうど二年前、子宮頸がんワクチン接種後に手、足、腰、肩、わき腹など全身的に痛みを訴える中学生を診た。まだ完治せず学校も休みがちで精神的にも不安定な状態でいる。無料接種になり軽い気持ちで受けさせたが、まさかこんなことになるとは予想もできなかったそうだ。いくつか病院も転院され、いい医師に巡り会われたがまだこの副反応に対応できる医者は少ないという。接種後何か月も経って副反応が出る場合もあり、原因不明とされて表面に出てない患者もたくさんいるのではないか。早急な調査と副反応に苦しんでいる人の救済が進みますように。

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    Posted by へんせき at 00:27│Comments(0)
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