たまりば

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2016年01月30日

ドライマウス 唾液が出にくく口が乾く

目の治療をしている60歳代の主婦。昨年末くらいから唾液が少なく口の乾きを感じるようになった。のどが渇き水分を取りたいと言うわけではない。

二週間前の来院時、目の治療を終えた後に上記のことをお話になった。そこでH6井穴刺絡をやると瞬時に口の中が潤ってきた。しばらくするとぶり返すかと思っていたがずっと調子がよかった。しかし今朝から少し乾いているとのこと。

今日は目の治療の前に口の乾燥から治療することにした。左F1F6井穴刺絡→変化なし。H6井穴刺絡→改善する。もう一度H6井穴刺絡→さらによくなる。百会の刺絡→それ以上の改善なし。口内の違和感なくなる。

唾液腺に対する経絡的な作用と交感神経抑制の相乗効果と考えられる。


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  • Posted by へんせき at 00:20Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2016年01月21日

    乳がん術前化学療法副作用軽減の鍼灸治療

    50歳代女性会社員。昨年11月乳がんと診断された。検査の結果、TNM分類でT2N2M0、ステージはⅢa期。リンパ節転移があり、大きさも3cm以上あるのでこのまま手術すると大胸筋も摘出する大きな手術になるので、最初に薬物療法でがんを小さくして手術をする治療法を提案された。

    FEC療法を4回その後タキソールかタキソテールを追加して4回、手術は約半年先でその後はホルモン剤を5年必要があれば放射線治療追加が予定されている。現在2回目の治療終了後10日経過したところ。

    副作用としては脱毛、発熱38℃~39℃、口内炎、唾液が出にくい、足のむくみなど。特に辛いのが点滴10日後から2~3日続く発熱と口内炎でその時は仕事も厳しくなる。いろいろ副作用対策の薬を使っているが体の抵抗力を上げるために鍼灸治療を試してみたいとのこと。制吐剤がよく効いているせいか今のところ吐き気はほとんどなく食欲は落ちていない。ただ口内炎がひどい時は流動食しか食べられない。

    治療は口内炎に対してF1F6井穴刺絡、浮腫みに対してF3H3、右胸のしこりに右H3井穴刺絡と天宗、肩井の灸、交感神経抑制のためのH6F4井穴刺絡。免疫力を上げるために背部兪穴に施灸をして治療終了する。翌日体が楽になったと連絡いただいた。

    乳がんは女性で一番患者さんが多いがんで、治療法もサブタイプ別に個別化医療が進んできて新薬も次々と登場している。しかし薬物療法はどうしても副作用は避けられない。早期に発見すれば負担が少ない治療で済むので自己検診とがん検診をお勧めしたい。時々胸のしこりを相談されるが、乳がんのしこりは触れてみると梅干しの種、ビー玉、ゴルフボールのような硬い感触がある。


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  • Posted by へんせき at 20:57Comments(0)

    2016年01月13日

    神経痛様の肩首の痛みは帯状疱疹だった

    不眠や膝痛などがひどくなると来院される86歳の女性。昨年はその他耳の後ろから後頭部がズキズキ痛むと言うことで2回治療した。2回ともおそらく頭部の神経痛で交感神経抑制の井穴刺絡と頭部経絡の鍼治療で1~2回の治療でよくなった。

    今回2日前に左の肩上部から肩峰部がピリピリ痛くなり、昨日は左側頚部から耳の後ろが痛くなってきた。また昨年の神経痛と同じような感じがするとのこと。

    首や肩を動かして痛みの増悪はない。肩上部が赤くなっているのでどうしたのか尋ねると温湿布で温めたと言う。よく見ると発赤の中に小さなプツプツがある。あれ、これは帯状疱疹ではないかと思い肩から上腕部をめくってみるとここにも3ヶ所範囲は小さいがプツプツのある発赤が出ている。

    確定診断は医者に任せるとしてH5F5井穴刺絡を2回した。痛みがなくなったわけではないが皮膚の感じが変化した。耳に広がると大変なので早期に集中して治療することをお勧めした。抗ウィルス剤もぎりぎり間に合いそうなので近所の皮膚科を紹介した。2時間後やはり帯状疱疹と診断されたと連絡があった。

    高齢者は重症化して帯状疱疹後神経痛になることもあるので甘く見てはいけない。

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  • Posted by へんせき at 21:19Comments(0)脳・精神・神経