たまりば

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2015年12月22日

自律神経失調症?(多量の寝汗・手足のだるさ・下痢・眼精疲労)

自律神経失調症のようなので鍼治療を受けてみたいと電話で相談を受けた。二日後来院されて詳しくお話を聞いた。20歳代の男性会社員。2~3年前から睡眠中に多量の汗を手足にかくようになった。日中は出ない。夏よりも冬の方がひどい。さらに急に体が熱くなったり冷たくなったりする。

ここ数カ月は目が疲れ、手足がだるく、朝起きた時から疲れている。また下痢をよくするようになった。体調が悪くなった時期に何かきっかけはないかと聞くと沖縄から東京に転勤した時期に重なると言う。食生活を聞いて驚いた。朝食抜き、昼はカップラーメン(理由は噛まずに飲み込める)、夜は会社の帰りに牛丼かカレー帰宅してビールをツマミなしで3~4本。野菜や果物はほとんど食べない。これは新型栄養失調(カロリーは足りているがタンパク質、ビタミン、ミネラル不足)ではないかと思った。

沖縄ではサーフィンなど運動もしていたが東京ではやってない。食生活と運動を見直すことを前提に治療をする。お腹を診るとみぞおち部とお臍の左右斜め上部に圧痛がある。左F1F6井穴刺絡でみぞおちの圧痛が取れる。F3井穴刺絡でお臍の左斜め上の圧痛が取れた。眼精疲労と副交感神経亢進の症状があるのでH5F5井穴刺絡をすると右の圧痛が半分ほどに減る。

下痢は遅い時間の冷たいビールのせいもあるので腹部2ヶ所に施灸して治療終了。今まで大病したことがなく、体調が悪いが寝込むほどではない若い独身男性、今の生活を続けていると将来どうなるか話してもいまいち実感が無いようだ。酒やたばこと命を引き換えた人を何人も見ているが、今日の治療をきっかけにそうならないことを願う。

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  • Posted by へんせき at 23:00Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年12月12日

    起立性調節障害(だるさ・めまい・頭痛・腹痛・耳鳴り)

    最近小学生高学年の子供が起立性調節障害の治療によく来られる。数年前は中学生の来院がほとんどだったが発症年齢が少し下がっているのだろうか。

    小学6年男子、151㎝ 45kg 標準的な体型でスポーツが得意、クラブチームで練習をしていて、足も学年で一番早いとのこと。現在までの経緯は昨年7月の朝起床時に突然のめまいと頭痛で起きられず翌日も同じ症状が出たので病院に行くが血液検査で異常なく起立性調節障害ではないかとのことでジヒデルゴットを処方された。二週間ほどで元気になり元通りの生活に戻った。

    今年5月また突然めまい、頭痛が起きだるさや腹痛も伴っていた。昨年の薬の残りを飲んだがよくならず再び小児科を受診して薬を変えてもらった。その後午前中は起き上がれないが午後からは登校できるようになり8月下旬には10時ごろから活動できるようになりサッカーも出来るようになった。

    9月になり朝から登校できるようになったが股関節はく離骨折で1ヶ月運動できなくなった。10月上旬また前2回と同様な症状で起きられなくなり薬の治療をするがよくならず来院された。11月に小児医療センターでMRIなどの検査をうけたが異常はなく、ただ安静時の脈拍が少ないと言われた今の状態は一日中だるさは続くが午後から夕方、夜と調子はよくなる。朝は9時くらいに目が覚めるがめまいがグルグルしてそのまま横になっていて10時くらいに食欲はないが軽い食事をする。夜は10時半くらいに寝て寝つきはいい。

    4時の予約だったが今日はまだ体がだるく待合室の長椅子に横になっていた。血圧を測ると臥位101/61 脈拍54 立位90/69 脈拍93。初回はピソマで治療しようと思ったが、本人が刺絡でいいと言うのでF3→F6→H5F5井穴刺絡。足三里に刺鍼、志室にせんねん灸をして治療終了。治療前より元気になったと言う。血圧測定をすると臥位99/65 脈拍54 立位105/70 脈拍85。治療前よりよくなっている。自宅でピソマとお灸の治療をして五日後に予約していただいた。


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  • Posted by へんせき at 20:52Comments(0)小児・婦人科

    2015年12月09日

    ぶどう膜炎と緑内障による霞目と視野狭窄

    10月27日にUPした症例の続き。白内障の手術をしたがぶどう膜炎と緑内障を見落としていて手術後も視野の狭まりと霞目で見えにくさが改善しない患者さんを週1回のペースで7回治療した。

    先週鍼灸治療を始めてから最初の検査があった。結果は硝子体の濁りが薄くなっていて視力がよくなっていた。自分でも視野、くっきり感、まぶしさ等でよくなっていることを自覚していたが検査でも証明されてとても嬉しかったとのこと。

    治療法は目の周囲のEAP、右F2F6井穴刺絡、頭部刺絡(目窓・玉枕・百会・こめかみ) 後頭部の鍼、瞼への知熱灸、H5F5井穴刺絡を適宜組み合わせ、自宅で井穴刺絡と目の周囲のパイオネックスを続けた。

    今後は今の治療を継続するとともに軽い糖尿病があるので今一度生活習慣を見直し薬を飲まなくていいように血糖値を安定させたい。


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  • Posted by へんせき at 23:45Comments(0)感覚器疾患