たまりば

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2017年06月01日

不調の原因は降圧薬の効きすぎか?

たんぽぽ針灸院のすぐ近所にお勤めの女性が同居している母親を診てほしいと昼休みに来られた。いろいろ不調はあるが体全体がどうなのか今受けている医療が合っているのかなどを相談したいとのこと。

二日後半休をとり母親を連れてこられた。問診表を書いてもらうと辛いことは①右の腰が痛い②便秘③頭痛もち④夜間頻尿⑤貧血?立ち上がるとフワーとする。

既往歴や通院歴は2003年心房細動不整脈、現在2か月ごとに通院。2005年甲状腺がん手術、半年に1回通院。2007年低ナトリウム血症で入院、現在も2か月に1回血液検査で通院。2013年右肩右手首を骨折。

現在大学病院の腎臓内科と循環器科に通院して検査や投薬を受けている。処方されている薬はビタミンD3製剤、大腸刺激性下剤、抗不整脈薬、降圧薬、抗凝固薬。血圧手帳を見ると朝が110~125/70~85mmHg、夜90~110/50~70mmHg。77歳の女性としては低すぎる本当に降圧薬がいるのだろうか?

今日の体調を聞くと割といいと言う。血圧を測ると127/84mmHg。腰は掃除機をかけたり台所仕事で痛くなり腰を伸ばすと楽になる。以前車にぶつけられ転倒して腰を打ったことがある。便通は毎日薬を飲んでいるが2~3日に1回。食欲はあり3回している。夜は11時に寝て2時4時6時とトイレに起きる。

お腹を診るとお臍の少し下と恥骨の脇に圧痛がある。便秘と頻尿の反応か、靴下の痕もあるのでF3と左F1F6井穴刺絡。心臓の問題があるのでH3→H1井穴刺絡で呼吸が深くなる。今腰はあまり痛くないそうだが歩くと少し前かがみになる。                         
                                                                                       血圧が低すぎるのと思われるのでH5F5井穴刺絡をして血圧測定すると158/92mmHg。気分がいいという。

娘さんに次回通院時は同行して血圧手帳を見せ薬の必要性を聞いてみるように、また便秘の薬は習慣になりにくい新しい薬も出ているのでその適応なども聞いてみるようにお話しして治療終了。


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  • Posted by へんせき at 23:43Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2017年05月12日

    耳鳴り、食欲不振、下痢、気分も落ち込んでいる

    40歳代の主婦。連休前から右耳に軽い耳鳴りを感じていたが、3日前からひどくなった。聞こえは問題ない。周りが静かな時はひどく感じるが時々気にならないくらい軽くなっていることもある。

    3月下旬から胃の調子が悪く時々腹痛や下痢をしている。4月中旬胃の内視鏡検査をしたが病的な異常はなかった。食欲が落ち朝、昼は食べないことも多く体重がこの1か月半で4kg減った。また1日2回くらい下痢をしていて整腸剤を飲むといくらか落ち着く。

    お腹を診るとみぞおち部と左下腹部に圧痛がある。左F1F6井穴刺絡のあと気海に8分灸を10壮。今も耳鳴りがしているというのでH5F5の井穴刺絡を5分のインターバルをおいて2回やる。これで少し軽くなったので耳尖の刺絡をするとさらに軽くなる。意識しないと感じないくらいになる。

    食事を作るのが苦痛で外にもあまり出たくないという。体調不良から精神的にも鬱っぽくなっているようだ。志室に施灸をして頭部刺絡を3か所する。体調が悪くなった原因は何か考えてみると今年から始めた就活ではないかとのこと。何度か面接を受けたり試用期間働いたりして少しずつストレスが溜まってしまったのかもしれない。


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  • Posted by へんせき at 22:47Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2016年08月31日

    肩こり、座骨神経痛、むくみ、生理痛

    鍼灸学校に通っている30歳代の女性。夏休みに鍼灸院を尋ね体験治療を受けるという課題のために来院された。症状としては肩こり、腰痛、足のむくみ、生理痛がある。

    刺絡治療でどう変化するか体験していただくことにした。先天性心疾患(ファローの四徴候)で幼児期心臓の手術を受けている。呼吸は苦しくないと言うがH3で息が深く入りH1でさらに呼吸がらくになった。胸の手術跡の圧痛点3ヶ所にパイオネックスを貼るとこれも効果あり。

    肩こりは最初動診で突っ張り感や可動域を確かめていたが上記井穴刺絡で改善していた。しかし百会の刺絡をすると首がさらにスムーズに回るようになる。

    前屈して右腰に痛みを感じるのでF4井穴刺絡。これでよくなる。浮腫みにはF3井穴刺絡と三陰交の圧痛点にハペパッチを貼り、H5F5井穴刺絡。これは生理痛にも効くのでその時は自分でするように。

    本人は刺絡治療は初めてだったようだが、一穴の刺激で体が変化すると言うことが分かったようだ。上達のコツは身近な人を捕まえてどんどん治療すること。その際治療の前後の変化をきちんと確かめるくせをつけること。卒業までの1年半当会の井穴・頭部刺絡を勉強すれば治療ができる鍼灸師になれることをお話しする。稲舛先生編集の家庭治療の冊子をプレゼントして終了。


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  • Posted by へんせき at 23:58Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2016年03月08日

    虫歯でないのに歯が染み痛む

    一ヶ月ほど前に50歳の女性公務員の方が歯の痛みが取れないと言って来院された。今までの経緯は1年半前に虫歯の治療を受けたその直後から歯が染みていつまで経ってもよくならなかった。歯医者は虫歯の治療は問題なく画像でも異常はない。神経に近いところまで削っているのでしばらく経過を見ようとのことだった。

    しばらくして別の歯医者に診てもらったが、やはり虫歯治療に問題はないとのことだった。当院に来る1ヶ月前にもう一度は医者を変えて診てもらったところ知覚過敏と診断されその治療を受けた。歯の染みは80%よくなったが今度は痛みがひどくなった。

    この方は過去に原因不明の腹痛や腰痛でしばらく休職して、いろいろな治療を受け結局抗うつ剤でよくなったことがある。今回も何かそのような精神的なことも関係しているかも知れないと思い治療にあたった。

    痛い歯は左上の第一大臼歯、じっとしていても痛いが食べるときはさらに痛みが増す。歯を直接下から上に押してみると痛いと言う。歯茎を押しても痛くない。上歯なのでH6井穴刺絡、口腔内の症状なので左F1F6の井穴刺絡。これで歯を押してみるといくらか軽くなっている。交感神経を抑えるためにF4と百会の刺絡をして、左頬の圧痛点1か所にパイオネックスを貼って治療終了する。

    3週間後に来院されて治療の二日後に痛みはほぼ無くなり生活に支障なくなった。せんねん灸を続けているとのこと。今日は首凝り、腰痛、生理不順(更年期)の治療を希望された。

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  • Posted by へんせき at 23:13Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2016年01月30日

    ドライマウス 唾液が出にくく口が乾く

    目の治療をしている60歳代の主婦。昨年末くらいから唾液が少なく口の乾きを感じるようになった。のどが渇き水分を取りたいと言うわけではない。

    二週間前の来院時、目の治療を終えた後に上記のことをお話になった。そこでH6井穴刺絡をやると瞬時に口の中が潤ってきた。しばらくするとぶり返すかと思っていたがずっと調子がよかった。しかし今朝から少し乾いているとのこと。

    今日は目の治療の前に口の乾燥から治療することにした。左F1F6井穴刺絡→変化なし。H6井穴刺絡→改善する。もう一度H6井穴刺絡→さらによくなる。百会の刺絡→それ以上の改善なし。口内の違和感なくなる。

    唾液腺に対する経絡的な作用と交感神経抑制の相乗効果と考えられる。


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  • Posted by へんせき at 00:20Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年12月22日

    自律神経失調症?(多量の寝汗・手足のだるさ・下痢・眼精疲労)

    自律神経失調症のようなので鍼治療を受けてみたいと電話で相談を受けた。二日後来院されて詳しくお話を聞いた。20歳代の男性会社員。2~3年前から睡眠中に多量の汗を手足にかくようになった。日中は出ない。夏よりも冬の方がひどい。さらに急に体が熱くなったり冷たくなったりする。

    ここ数カ月は目が疲れ、手足がだるく、朝起きた時から疲れている。また下痢をよくするようになった。体調が悪くなった時期に何かきっかけはないかと聞くと沖縄から東京に転勤した時期に重なると言う。食生活を聞いて驚いた。朝食抜き、昼はカップラーメン(理由は噛まずに飲み込める)、夜は会社の帰りに牛丼かカレー帰宅してビールをツマミなしで3~4本。野菜や果物はほとんど食べない。これは新型栄養失調(カロリーは足りているがタンパク質、ビタミン、ミネラル不足)ではないかと思った。

    沖縄ではサーフィンなど運動もしていたが東京ではやってない。食生活と運動を見直すことを前提に治療をする。お腹を診るとみぞおち部とお臍の左右斜め上部に圧痛がある。左F1F6井穴刺絡でみぞおちの圧痛が取れる。F3井穴刺絡でお臍の左斜め上の圧痛が取れた。眼精疲労と副交感神経亢進の症状があるのでH5F5井穴刺絡をすると右の圧痛が半分ほどに減る。

    下痢は遅い時間の冷たいビールのせいもあるので腹部2ヶ所に施灸して治療終了。今まで大病したことがなく、体調が悪いが寝込むほどではない若い独身男性、今の生活を続けていると将来どうなるか話してもいまいち実感が無いようだ。酒やたばこと命を引き換えた人を何人も見ているが、今日の治療をきっかけにそうならないことを願う。

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  • Posted by へんせき at 23:00Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年11月19日

    臀部から足裏まで痛み肩が凝り疲れやすい

    40歳主婦、小学生の子供二人の母親。8月上旬から最初足裏が痛み、それがだんだん酷くなり脚全体に広がり尾骨付近まで痛むようになった。長い時間立っている、歩く、座っていると悪化する。発症して3ヶ月経つが痛みが落ち着いたり、酷くなったりを繰り返している。

    痛む場所は一定ではなく(足裏、かかと、指、すねの外側、太もも、お尻、尾てい骨)と時々によって違う。10日前に整形外科を受診してレントゲン検査で異常なし、電気治療を2回受けたがよくならない。他に冷え性、肩こり、下肢静脈瘤、鼻炎、頭痛があり疲れやすいとのこと。

    下半身に生じている痛みは使いすぎや外傷によるものではない。他の症状から副交感神経亢進と察しをつけお腹を診るとみぞおち部に圧痛がある。腰部は硬結はあるが圧痛はない。叩いても中にひびくこともない。左F1F6井穴刺絡で腹部の圧痛は楽になる。

    首は左右側屈でツッパリ感。首を回して凝り感がある。肩上部と肩甲間部に吸盤治療をしてからH5井穴刺絡をすると首肩が軽くなる。F5井穴刺絡と百会の刺絡でさらに楽になる。冷え性解消のため三陰交、関元、志室に八分灸7壮して治療終了する。

    初めての鍼灸治療であったが効果を実感したとのことで、自宅でできるセルフケアを教えてほしいと言われた。ピソマで井穴刺激、足湯と三陰交、関元、志室のせんねん灸をお勧めした。また運動をほとんどしてないとのことなので散歩と肩こり体操をしていただくことにした。


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  • Posted by へんせき at 19:53Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年06月20日

    回転性めまいの後から続く全身疲労感と腰痛

    70歳の男性会社員。三ヶ月前に急な回転性めまいに襲われ動けなくなり救急車で総合病院に搬送された。4日間入院して脳、心臓、耳などの精密検査をしたが原因を特定できず「良性発作性頭位めまい症」と診断を受け退院した。

    それ以来めまいは起こりそうな気配はあるがおさまっている。しかし退院と同時に体がだるく疲労感が強く一週間会社を休んだがどうしても疲れが取れず、内科、循環器科、耳鼻科の開業医を訪れた。特に異常なしとのことで処方された漢方薬を飲んでいたが、2週間前から腰も痛くなり以前私の治療を受けていた奥さんに伴われ来院された。

    腰はじっとしていても鈍痛があるが、前後屈や靴下を履く動作が辛い。腰を叩いても中に響くことはない。全身疲労感に対して自律神経調節のためH5F5井穴刺絡。腰痛に対してF4井穴刺絡。目頭に涙が溜まると言うので右F2F6。体力が低下していると思われるので太衝、足三里、中脘、天枢、曲池、志室、次髎にお灸を各3壮。

    治療終了時に体が軽くなり腰も楽になったと効果を実感なさる。その後翌日は腰の状態50%改善。二日後左の大腸兪付近の奥に少し痛みが残る程度。三日後痛みはなくなり左膝の外側が少しつる感じがある。四日後2回目の治療では腰の痛みはなく、全身のだるさも80%よくなっている。

    治療はH5F5井穴刺絡。左ふくらはぎの軽いしびれ感に対しF3F4井穴刺絡。目頭に涙が溜まるのは涙の排出管が詰まっているそうで試しに攅竹に刺絡をしてみた。左下腿に少し症状が残っているので足三里、陽陵泉、承山にパイオネックスを貼って治療終了。

    三ヶ月も続いている原因不明の体調不良が1回の治療で効果を実感されよくなる希望が持てとても感謝された。

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  • Posted by へんせき at 08:03Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年03月10日

    風邪の後から体調が回復しない

    風邪を引いた後から体調が戻らず、体がだるい、力が入らない、意欲が出ないとの訴えで来院された50歳代の女性。2月の下旬に4日間38℃の熱が続き嘔吐、下痢、腹痛がひどく市販の風邪薬を飲んだ。発病2日目から高音の耳鳴りが始まった。現在熱は下がり食欲もあるが上記症状が続いているとのこと。

    詳しく話を聴くと発症の前日日帰り温泉でボイルされたえびの味が変だったが全部食べたそうだ。呼吸器症状がなかったので風邪ではなく細菌性の胃腸炎ではなかったか。現在の症状は合わない薬を飲んだことによる体の反応なのか?いずれにしても副交感神経の異常興奮の症状を呈している。

    他に一昨年の6月に単身赴任で引越しをしてから疲労感、涙目、ひょうそなどで体調が悪く、目は天気が悪いと酷くなる。初回の治療はH3H1井穴刺絡で呼吸が深くなり、左H1で腹部の圧痛が取れた。最後にH5F5井穴刺絡で体のだるさが半分くらい楽になる。その後3日おきに2回治療した。

    基本治療はH5F5井穴刺絡で他に腹診や目の症状を指標に井穴刺絡、頭部刺絡、ハペパッチ。最初何かしようとする気がまったく起きなかったが昨日は美容室に行けて家事も少しずつできるようになった。耳鳴りは止まっている時間が増えてきた。全体として50%回復したと言う。自宅治療は刺絡は出来そうにないと言うので今日せんねん灸とピソマを渡した。

    引っ越した先が新築の部屋だったのでハウスシック症候群の可能性もあるとお話ししていたが、すぐに住まい探しを始め今週末にも引っ越すとのこと。本人曰く「私は元気なら活動的でパワーもあるのですよ」とのこと。よくなってきているのでもう少し治療を続けてくださいと言って治療終了。

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  • Posted by へんせき at 22:59Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2015年02月06日

    冷え性・悪阻・不眠症・井穴刺絡とお灸

    29歳主婦、30歳までに第二子の出産を希望しているが冷え性のせいか子宝に恵まれない。相談を受けたのが昨年の9月。夏でもカイロを腰と背中に貼っていた。

    先ず冷え性を治すためにお灸を3ヶ月続けることを提案した。患者さんはまじめに続けられた。だんだん体が温かくなり12月になってもカイロなしでいられるようになった。そして1月初旬妊娠が分かった。

    1週間前悪阻がひどく食べられないと治療に来られた。第一子の時もつわりがひどく35週くらいまで続き他のリスクもあり大学病院での出産になった。今日もお粥を食べてみたが全部吐いて気持ちが悪いとのこと。治療はH5F5井穴刺絡とお灸を足三里、裏内庭、中脘、内関に各3壮行う。気分の悪さが半分くらいになる。

    本日二回目の治療。前回の治療の翌日から気持ちの悪さはいくらか残るものの食事をしても吐かなくなってよかったが、夜寝つきが悪くなり眠れなくなったとのこと。夢を見ているので全然寝てないというわけではないが熟睡感がない。入眠剤と安定剤をずっと使っていたがそれが効かないようだ。

    自律神経の相反作用かも知れないので今日は悪阻はお灸で不眠は交感神経抑制のH6F4井穴刺絡と百会の刺絡。妊娠初期なのでF5を片方のみ刺絡して治療終了。

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  • Posted by へんせき at 20:29Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2014年04月13日

    出産後の体調不良(肩こり、膝と腰の痛み、手指の痺れ、乳房のしこり等)

    昨年12月に第二子を出産した30歳代の主婦。産後3ヶ月を過ぎたが体調がいまいち元に戻らないとのことで来院された。症状は肩こり、膝と腰の痛み、手指の痺れ、乳房のしこり、顔の吹き出物など。

    6年前の第一子出産の時は妊娠末期に妊娠中毒症になったので今回は妊娠中時々鍼灸治療を受けて体調管理に努めていた。そのせいか第二子の出産はトラブルもなく3100gの子供を授かった。しかしその後なかなか体調が戻らず、3月は引越しの準備で忙しく関西から調布市に来てまだ10日ほどで環境の変化も重なっているのかもしれない。

    お腹を診ると心窩部に圧痛があり、これは左F1F6で80%よくなる。左H3とH1で呼吸が深く入るようになる。腰の痛みは鈍痛でだるさを感じる。膝は正座で痛みはないが、しゃがみ込むと両膝の前と内側に痛みが出る。内膝眼と内隙に8分灸2壮で痛みはなくなる。肩こりに後頭部の刺絡、左乳房のしこりは本人に確認させて天宗、肩井、膻中に8分灸を2壮。

    妊娠中から桶谷式マッサージを受けていて調布の相談室も紹介されているとのこと。18歳の時クローン病を発症して20歳の時腹腔鏡で大腸の手術、その後も服薬治療を受けていたが妊娠中と授乳中は薬を止めている。体調が悪くなると便通が不安定になるそうでH5F5の井穴刺絡。

    五臓の力をつけるために手足、腹部、背部、顔面のポイントとなるツボに8分灸を3壮。これは足湯と一緒に自宅でもせんねん灸を続けていただくことにした。産後の体力回復には足湯、刺絡、お灸などに加え信州薬品の「瓊玉膏」を3ヶ月ほど服用するといいのだが残念ながら昨年製造中止となった。

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  • Posted by へんせき at 21:55Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年11月18日

    不眠・過敏性大腸炎・排尿障害で困っている大学生

    大学6年生男子。就職も内定して来春から社会人としてスタート予定だが、それまでに何とか体調不良を治したいと来院された。不眠は中学生のころから始まり大学3年の時ひどくなり心療内科を受診してそれ以来睡眠導入剤を飲んでいる。不眠のタイプは入眠障害で寝つきが悪く薬を飲まないと朝まで眠れないことがある。短時間型の睡眠剤を3種類処方されているが最近効きにくくなっている。睡眠剤ははやく止めたい。

    お腹の症状は下痢しやすく1日2~4回トイレに行く。やはり中学生の時から始まり何件か病院に行ったが、どこでも過敏性大腸炎と言われた。今は薬を飲んでない。朝食を取ると通学時トイレが気になり朝食抜きが多くそのためか体重も47kgとやせている。

    排尿に関してはおしっこがすぐに出ない。排尿が始まるとスムーズに残尿感もなくすっきりするが出始めるまでにものすごく苦労するそうだ。公衆トイレは使えず、他人と並んで用を足すことが出来ないので今は個室に入り小便をしている。どうやったらおしっこが出せるのか分からなくなってしまったと言う。過去に泌尿器科で検査をしたが異常はないと言われた。おそらくいくら排尿したくても人が見ていると緊張して出せない状態に似ていると思う。

    交感神経緊張による症状が多いので初回治療はF1F6F3F4H6の井穴刺絡と百会の刺絡。体の冷えに対して天枢、関元、失眠、大腸兪、身中に施灸。鍼灸は初めてで緊張していたが治療後はお腹が柔らかくなり体が温かくなる。体内時計をリセットするために生活リズムを出来ることから変えてもらうことにする。本人曰く『どの症状も医者をはじめ家族も理解してくれないのは辛い』 次回は小中学生時代の様子、家庭に精神的なストレスがないかなどもう少し掘り下げて原因を探り自宅治療を指導する予定。

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  • Posted by へんせき at 22:31Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年07月21日

    出産後ひどくなったPMS・不安神経症・不眠症など自律神経症状

    20歳代主婦。昨年6月に第一子を出産したが、その後から体調不良がひどくなり体の冷え、体中の痛み、めまい、不眠、イライラ感などで悩んでいるとのこと。

    体の痛みは最初左肩甲骨の内側から始まり背中、首、頭(ギューと締め付けられる)と広がった。冷えは産後に始まり冷える場所は主に上半身だが手のひらは熱いという。今はカイロを仙骨部に貼っている。めまいは足に力が入らず自分がふわふわする感じ。また4年まえから夏になると頻脈になり3年まえに心臓と甲状腺の検査を受けたが異常はなかった。10歳のとき自律神経失調症、13歳くらいから片頭痛が始まった。

    出産は普通分娩だったが妊娠中にいろいろトラブルは発生した。つわりが8か月まで続き体重が2kgしか増えず、出産後は-7kg一年経って元に戻った。妊娠6週目に妊娠糖尿病と軽度の甲状腺機能亢進症を発症する。甲状腺機能亢進は6か月まで続く。お産の当日低血糖を起こしブドウ糖を点滴しながらの出産となり、低血糖はその後50日ほど続いた。不思議なことに出産後1ヶ月から生理が始まった。

    不安神経症と不眠症のため安定剤と入眠剤を飲んでいたが妊娠中は薬を減らしていた。そのためか熟睡感がなくほとんど寝ていないような感じだったとのこと。半年前から薬を増やしている。薬を飲んでいるので子供はミルクで育てているが、もう一人子供が欲しくそれまでに薬を止めたいそうだ。

    治療は脈が早いので左H3の井穴刺絡。数脈は変わらないが空気が深く入ると共に左中府付近が痛くなる。H1で痛み取れ呼吸が楽になる。腹診をすると心窩部、左季肋部、お臍の左側に圧痛がある。これは左F1F6→左F3→右F3でほとんど取れる。頭痛はF4で楽になる。不眠症に後頭部の凝りをとる天柱、風池に刺鍼して百会の刺絡。左の肩甲骨内側がすっきりしないというので合谷に鍼をする。三陰交と志室にお灸をして治療終了。痛みが楽になり体がすっきりしたと言ってお帰りになった。

    自宅で一週間三陰交と陽池のお灸を続けて2回目の治療をすることにした。副交感神経亢進の症状もあるが初回は触れなかった。次回は井穴刺絡の指導とともに副交感神経の治療を組み合わせて効果を見て見たい。

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  • Posted by へんせき at 20:38Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年07月05日

    脊柱管狭窄症と良性発作性頭位めまい症の鍼灸治療

    50歳代女性。4年前特に思い当たることもなくめまいが起こった。耳鼻科を受診して良性発作性頭位めまい症を診断された。それから毎年3月と9月によく起こっていたが今年になり発症の頻度が増してきた。

    腰部脊柱管狭窄症の症状として左1趾が常にガーゼを纏ったような皮膚感覚、2、3趾と臀部大腿部にしびれ感がある。しびれ感は10分~15分歩いていると楽になるが、最近楽になるまで時間がかかるようになった。

    他に10年くらい前からさまざまな不定愁訴(ドライアイ・耳鳴り・肩こり・背中の張り・足がつる・筋肉がピクピクする・高血圧・多汗・冷え性)を感じている。既往症として5年前に乳がん部分切除+放射線治療を受けている。

    一番辛い症状はめまいなので先ずこれから治療する。良性発作性頭位めまいは浮遊耳石が三半器官に入ってしまうことが原因とされているが、患者さんには共通する生活習慣も見受けられる。「運動不足・同一姿勢が長い・枕が低い・不眠・膝や腰が痛い」などでこれらを変えることも重要である。

    血圧を測ると180mmHg/110mmHgと高い。(自宅では140mmHg/90mmHg位)今は首を前後左右に振ってもめまいは起きないが、早く動かすのは恐いという。高血圧や首の凝りを目安に頭部刺絡と後頭部の鍼をする。左足指の痺れに1~3趾の指先を刺絡。1趾は変化なし、2・3趾の痺れは取れる。

    一週間後2回目の治療。この1週間めまいは無かった。耳鳴りを感じない日があった。大腿部臀部のしびれ感は続いている。左1趾は変化なし。めまいがだいぶ落ち着いてきたので今後は足の痺れを中心に治療を考えていく予定。

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  • Posted by へんせき at 23:29Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年06月21日

    むち打ち症の後から続いている慢性疲労

    30歳代女性、小学校の教員。15年前に自転車同士の衝突で地面に左顔面から落ちそれ以来、首痛、肩こり、腰痛にずっと悩まされている。左の背中はむち打ち以来汗が出ず、すぐに疲れ少し無理をするとすぐ風邪を引くようになった。今も5日前から体がだるく、熱感があり抗生剤を飲んでいるとのこと。他に喘息、めまい、貧血、冷え性がある。

    血圧を測ると103/62mmHg、お腹を押さえてみるとお臍の左右ななめ下に圧痛がある。左F3で80%右のF3ですべてよくなる。風邪の治療でH1の井穴刺絡、呼吸が幾分楽になる。喉の痛みがまだ残っているので前頸部の圧痛点にパイオネックスを貼る。

    15年も前のむち打ちであるが、頸椎胸椎を触診してみると圧痛点がみつかる。そこに寸3-2番鍼を1㎝ほど刺入し首をゆっくり動かす運動鍼をする。この運動鍼を3か所やって首の動きと肩のツッパリ感が軽減する。副交感神経興奮の症状があるのでH5F5の井穴刺絡、頸部に刺鍼したので手の三里に灸を5壮して治療終了。

    自宅でお灸か刺絡をやってみるよう勧めたが、今は帰宅して夕食を作る元気もない状態なのでもう少し気力が出てからやりたいとのことだった。滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労、産後の肥立ち、病後の体力低下、冷え性などには信州製薬のパナックス・ケイギョクコウをお勧めしていたが、残念なことに4月から製造中止になってしまった。

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  • Posted by へんせき at 22:24Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年05月27日

    うっ血性心不全の後から発症した両下肢の冷え

    92歳男性。天気がよければ毎週でもゴルフに行くという元気なご老人。4月下旬ゴルフ場で苦しくなり近医にかかったところ榊原病院を紹介され4日入院した。病名はうっ血性心不全、退院してから膝と足首の中間から足の甲にかけて冷えを感じるようになった。

    足を触っても冷たくはないが冷たく感じ、この数日は夜冷たくて眠れないこともある。5月上旬に神経内科を受診したが原因不明、循環器系は入院したときにいろいろ検査している。初診時やはり冷えを感じていると言う。軽いむくみがあり足は温かく足背動脈の拍動は感じる。

    降圧薬を薬20年、抗凝固薬(不整脈)スタチン、排尿障害治療薬、漢方薬を10数年飲んでいる。治療はF12346 左H3 H6交感神経を抑え血管を広げる目的で刺絡を行なう。足の刺絡が終わったところで冷えを感じなくなり何となくいい感じだと言う。

    その後3~4日おきに3回治療したが、夜冷えて眠れないことはなくなり日中も完全ではないが冷えを忘れていることが増えてきた。ひえの部位も足首付近に狭まってきて改善していることを実感しているそうだ。

    この方は外観10歳以上若く見えるが、60歳代に二度がんの手術と良性肝腫瘍の手術をしている。50歳までタバコを1日60本吸うヘビースモーカーで夜になるとよく胸がギューと痛くなっていたそうだ。それで新宿のY先生の禁煙治療を二週間受けたらタバコを止める事ができ、それ以来病院の治療で活き詰まった時は鍼灸を頼ることにしているそうだ。

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  • Posted by へんせき at 22:15Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2013年04月12日

    うつ症状による体調不良と気管支喘息

    40歳男性。3年前からうつ症状のため仕事ができなくなり、めまい、微熱、不眠、肩や首の凝りが続いている。また数年前から冬場空気が乾燥すると鼻や咽喉の症状が出ていたが今年になり咳が止まらなくなり喘息が発症した。起床時、就寝時、体を動かした直後などに発作が起こる。

    病院で抗うつ薬、睡眠薬、抗アレルギー薬、ステロイド吸入薬、漢方薬などの処方を受けている。いま一番辛い症状は咳とめまいだと言う。身長172cm体重83kgと体格はいいが、手足がとても冷えている。治療はH1H3で肺と心臓、呼吸が深く入る。薬のせいで肝機能が少し低下しているので右F2F6、副交感神経抑制のH5F5。

    手足をよく温めて自宅で井穴刺絡をするように指示する。8日後再診。薬も続けているが、この一週間で咳がだいぶ落ち着いてきた。めまいも減ってこれくらいなら軽い仕事ができそうだと言う。めまいは目からの刺激、例えば人ごみでの人の動きなどで起こる。上記治療に頭部刺絡を追加する。今週は二日に1回自宅治療するよう指示。また皮膚に問題がないので乾布摩擦も勧めた。

    これから薬をどう減らしていくかが問題だが、喘息とめまいが落ち着いてくると体を動かす機会が増え自律神経のバランスが取れてくると思われる。

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  • Posted by へんせき at 19:56Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2012年11月05日

    起立性調節障害の妹と仮性近視の兄

    起立性調節障害と診断されている中学1年女子。小学5年の時朝礼で倒れたのが始まりで現在に至る。今年の9月から朝起きられなくなり昼夜が逆転した生活となり、頭痛、立ちくらみ、めまいがひどく時々腹痛と動悸もするという。病院でリズミックやメトリジンが処方されたが今は服用してない。

    夏休み中は普通に学校に行ってクラブ活動のダンスをしていたが、だんだん食欲がなくなり朝起きられなくなった。今は治まっているがアトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎の体質を持っている。治療は交感神経の働きをよくすることと副腎の機能を高めることを目的に井穴刺絡とお灸、足湯を行なう。

    初診から4日目母親から経過報告がある。夜9時から明け方3時くらいまで続けて眠れるようになったが、その後頭痛がして起床後1~2時間不調が続くとのこと。それから4日後に2回目の治療。症状は頭痛が少し軽くなり、よく眠れるようになった。(夜は8時か9時から朝8時くらいまで寝すぎるくらい寝る)学校は休むことはないが3時間目か4時間目から出席している。

    自宅でピソマによる井穴刺激、カマヤミニ、足湯をしているが井穴刺絡をやってみるというので同伴している母親と高校生の兄も交え血の出し方を中心に指導した。覚えも早くすぐにマスターしてくれた。それを診ていた兄が自分は最近目が悪くなって眼鏡を作ったが、近視もよくなるか聞いてきた。

    本当の近視は治らないが仮性近視なら可能性があるので治療して見え方が変わるかどうか試してみた。視力検査表では裸眼で0.2、その他カレンダーの見え方や部屋の明るさを覚えてもらい目をつぶった状態で眼の周囲片眼3個ずつ円皮針を貼る。眼を明けた瞬間「アッ見える」と言う。視力表がぼやけていたのがくっきり見え、部屋が明るく感じるそうだ。

    その後前頭部2ヶ所の頭部刺絡をしたが変化なし。次に後頭部2ヶ所を頭部刺絡をすると今度はさっきよりまたくっきり見えると言う。視力が急に上がるわけではないが治療すると改善するので毛様体筋の緊張を緩めるため星を見ることを勧め、眼の周囲のマッサージ、頭部刺絡のやり方を教える。

    将来の希望は電車の運転手で今そのための学校に通っている。眼は職業上も大切になるので本当の近視にならないように留意して欲しい。

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  • Posted by へんせき at 20:43Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2012年10月11日

    起立性低血圧と起立性調節障害

    9月中旬、母親に連れられ中学3年女子が治療にみえた。主訴は週に2回程度だった頭痛が新学期がはじまってほぼ毎日起こるようになった。他にも朝礼とか体育のとき立っていると気持ちが悪くなる。夜寝付くまで1~2時間かかる。

    7月K大学病院に一泊入院して脳、心臓血管系の検査を受け起立性低血圧があり起立性調節障害ではないかと言われた。しかし起立性調節障害に特徴的な朝起きられず、午前中ごろごろしているというようなことはなく頭痛がなければ学校に行けるそうだ。

    座位と臥位で血圧を測ってみると低めだが異常というほどではない。治療は交感神経の働きをよくするH5F5の井穴刺絡と志室のお灸。自宅でも同じ治療をしてもらうことにした。9日後2回目の治療。この間の経過は治療効果が出ていないようで、起床時毎日頭痛があり、しばらくして治ることもあれば半日続くこともある。痛い時は鎮痛剤を飲んでいる。

    立ってふらっとすることがあり10秒くらい目の前が暗くなることもある。体育は見学して学校は1回休んだ。朝はもう少し寝ていたいがちゃんと起きてご飯も食べている。今日も左の後頭部が痛いと言う。治療方針を変えてH6F4の井穴刺絡をすると少し痛みが減る。次に左後頭部を触診して圧痛点を3ヶ所探しそこに頭部刺絡をすると直後痛みが消失した。

    この子は交感神経の働きが悪くて出ている症状と頭痛に関しては何か心因性の頭痛(緊張型頭痛)が混じっているような感じがした。自宅治療はH6F4の井穴刺絡と頭痛が出たら頭部刺絡、お灸4ヶ所とした。その後10日経つが経過はいいと連絡があった。頭痛は起きてもすぐよくなり鎮痛剤は飲んでいない。学校も休んでいない。

    母親に学校の様子を聞いてもらうと友人関係で少し悩みがあったようでそれも関係しているかもしれない。治療は交感神経、副交感神経両方を同時に抑制するのがいいかも知れない。もう少し治療継続して一番いい治療法を探したい。

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  • Posted by へんせき at 12:57Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2012年09月08日

    中学生女子の起立性調節障害

    小学校高学年から高校生くらいで朝起きられず、頭痛、吐き気、腹痛、体のだるさなどで登校もできなくなる子供がいる。起立性調節障害と診断された中学2年の女子が母親に連れられて来た。

    小学高学年より立ちくらみや片頭痛が起こるようになったが、軽い鎮痛剤を使い半日くらいでよくなっていた。中学生になって片頭痛が悪化した。月1回程度の頻度で吐き気を伴う頭痛が起き本人の言によると「頭痛が始まる前は左目が見えなくなる」。頭痛が起こると学校も3~4日欠席するようになった。

    二年生に進級した4月、朝自宅で倒れ救急車で一度搬送された。5月6月と朝起きられなくなりほぼ二ヶ月学校を欠席した。その間小児科で起立性調節障害と診断され薬が処方された。7月終業式前1週間は登校して、夏休み中は安定していたが9月になりまた朝起きられなくなり学校に行けなくなった。

    9月4日初診。起立性調節障害は交感神経の働きが悪くなり、自律神経の切り替えが上手く行かないことが第一の原因。さらに血圧上昇に大きな役割をしている副腎の機能も落ちていると考えられる。治療は副交感神経の働きを抑え、交感神経の働きをよくするH5F5の井穴刺絡と三陰交と腎兪に知熱灸。自宅治療を指導して終了。

    5日6日と普通に登校したが、7日は午後から8日は1時間遅刻したとのこと。自宅での井穴刺絡が上手くできなかったそうだ。今日も初診と同じ治療をした。治療前の血圧88/46、治療後100/60と血圧改善して本人も頭がすっきりしたと言う。もう一度井穴刺絡のやり方を教え、少し運動をするようにお話した。

    起立性調節障害は運動、食事、生活リズム、ストレスなどを見直し交感神経が活発に働くようになると治る病気なので治療と同時にそこも考慮しなければならない。

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  • Posted by へんせき at 23:25Comments(0)不定愁訴・体調管理