たまりば

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2017年11月24日

RS3PE症候群

勉強不足と言ってしまえばそれまでだが、時々聞いたこともない病名に遭遇することがある。70歳代の主婦が2か月ほど前に部屋の大掃除をした後から手指が痛い、腫れる、曲がりにくい、足指、足甲がむくむ等の症状で来られた。

整形外科では腱鞘炎と言われたそうだ。症状がすこしづつひどくなって朝方腕や肩が動かしにくく指のこわばりも感じると言う。腱鞘炎よりリウマチ系の病気のように思われたのでH5F5井穴刺絡を中心に治療した。そしてリウマチがないか調べてもらうように指示した。

血液検査でCRPは高いが抗CCP抗体は正常で整形外科医は大学病院のリウマチ膠原病科を紹介した。10月に入りレントゲン検査、詳しい血液検査、手のMRI検査、さらに全身のがん検査(胃大腸内視鏡、マンモグラフィー、婦人科検診等)。そして11月中旬にRS3PE症候群と確定診断が出た。

幸いステロイド剤がよく効く病気で予後はいいとのことで来月から治療が開始される予定だが、B型肝炎キャリアが見つかりステロイド剤の使用を慎重にする必要がある。

2か月ほど鍼灸治療を続けてきたわけだが最近は手の赤みが引き腫れも最初の三分の一位になった。足甲の圧痕性の浮腫も半分くらい、腱鞘炎様の痛みは残っているが指の動きはよくなった。CRPも4.46から2.82と改善している。このままよくなっていけば少量のステロイド剤でいいかもしれない。


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  • Posted by へんせき at 23:42Comments(0)膠原病・内分泌

    2017年11月18日

    突発性難聴による耳閉感

    慢性的に経過した耳鳴りや難聴は治療してもなかなか効果が得られないことが多い。しかし発症して日が浅い、軽度から中度の難聴、病院の治療である程度よくなったが違和感が残っている、そのようなときは鍼灸治療が奏功する場合がある。

    60歳代の主婦、三週間前に近所の人と立ち話をしているときに急に左耳の聞こえが悪くなった。一日様子を見てよくならないので耳鼻科を受診した突発性難聴といわれステロイド剤やビタミン剤を処方された。低音域が悪いと言われた。聴力検査で途中一旦よくなってステロイド剤が減ったが次の診察でまた元に戻り薬も増えたとのこと。

    自覚として聞こえの悪さはあまり気にならないが耳がふさがっていて一瞬抜けてもまたふさがって気になる。H5F5井穴刺絡をしている途中から耳が抜けてきた。10日ほど前から左腕のしびれを感じているというので肩や首の凝りを調べたが問題なく自覚症状もない。血圧を測ってみると160/100mmHgと高い。高血圧の治療をしたら上が10mmHg、下が5mmHg下がった。耳と胸鎖乳突筋のマッサージを教えて治療終了。

    翌日耳鼻科に行くと悪い音域も30㏈まで回復していた。耳閉感は前回治療後からほとんどなくなり3日後の今日も調子がいいそうだ。たまに詰まってもすぐに抜けるという。腕のしびれ感も80%よくなった。この状態が続くかもう少し様子をみることにした。


    よくならなかった症例として25歳男性。テレビを見ていて急に聞こえなくなった。翌日耳鼻科に行ったら左耳が全音域90㏈以下に落ちていた。総合病院を紹介されステロイド点滴治療を10日続けたがほとんど回復しなかった。発症後20日して来院された。2回治療したがほとんど変化なし。

    まだやってない内耳へのステロイド薬の注射や高濃度の酸素で内耳の循環をよくする療法をやっている病院を紹介した。初期の治療で全く改善が見られないものは難しいと感じる。


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  • Posted by へんせき at 20:47Comments(0)感覚器疾患

    2017年11月01日

    フラダンスの特訓で股関節痛

    フラダンスの発表会が明後日に迫った60歳代の女性。一週間前から練習時間が増え少し無理をしたせいか、3日前から右の鼠径部が痛くなり本人曰く股関節の脱臼かもしれないと。10年ほど前に私の治療を受けたそうだが全く記憶がない。

    痛みの具合は歩いて体重がかかると痛い。ダンスでつま先立ちをして膝を外に開く動作がとても痛いという。パトリックステストで右に痛みが出る。

    右F2F5井穴刺絡をして歩いてもらうと痛みがなく、フラダンスの動作でも痛みが消えた。しかしパトリックステストではまだ痛みが残っていて左右差がある。右肝経と胆経を調べると外踝の下と恥骨の外端に圧痛がありここにパイオネックスを貼る。もう一度パトリックステストをすると左右差がなくなっている。

    血圧を測ってみると177/93と高い。深呼吸をしてもう一度測ると164/85。H6F4井穴刺絡をしてみると156/85と収縮期血圧が少し下がった。近所なので鼠径部の痛みがぶり返したらすぐ来てもらうことにして、血圧はしばらく朝と寝る前に自宅で測定して様子を見ることにした。


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  • Posted by へんせき at 23:14Comments(0)運動器疾患

    2017年10月13日

    若いのにLOH症候群のような症状

    30歳の男性、中肉中背で外見上は健康そうにみえる。昨年の冬から下痢が始まり今年の夏から体の冷えを感じるようになった。同時期から将来に対する不安感が生じ、やる気が起きなくなった。また子供を作ろうと思っているが性欲減退を感じている。

    今やっている治療は漢方薬でテストステロンを検査したら基準値より低い値だった。会社の検診では異常なし。食欲も少し落ちて年初に比べ体重が3kg程落ちている。

    治療は胃腸と腎機能の強化でF1F6とF3井穴刺絡、おなかの緊張が緩む。下痢や軽いうつ症状改善のためにH5F5井穴刺絡.。体を温め血流をよくするように三陰交、天枢、関元、志室、次膠、大腸兪、身中に施灸した。

    自宅で足湯とせんねん灸、筋トレをするように指示。

    10日後に二回目の治療。前回の治療の後、冷え症がほとんどなくなり精神的な不安感も半減した。下痢はまだあるが回数が減って普通に生活できるとのこと。5~6回の治療は必要だと思っていたが1回で生活に困らないくらいに回復した。自宅でお灸、足湯、筋トレを続けるようにして様子をみることにした。


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  • Posted by へんせき at 21:50Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2017年10月02日

    慢性副鼻腔炎と発汗異常

    50歳代の男性会社員。今年6月ごろから蓄膿症が悪化しマクロライド系抗菌薬をずっと飲んでいるがよくならずこのままでは手術になりそうとのことで来院された。併せて更年期障害のような多汗やホットフラッシュに悩まされているとのこと。夏は一晩で下着を8回くらい取り換え、いまでも3回着替えているとのこと。また薬は飲んでないが血圧が高く(160/90mmHg)ときどき手足がしびれるそうだ。

    8月には副鼻腔炎の治療のため上の奥歯を3本抜いている。6月末に37年間吸っていたタバコを止めたそうだ。6月に介護している母親の入退院などでストレスと疲労が重なってもともとあった副鼻腔炎が悪化したのではないかと言っている。アレルギーはハウスダスト、ダニ、ヒノキ、杉、ハンノキで陽性。

    治療は鼻の症状に対してH1H6F6井穴刺絡、頭部正中と顔面の印堂、四白の刺絡。鼻が通ってきた。血圧に対してF4H6と百会。アレルギーがあるのでH5井穴刺絡を追加する。ここで血圧測定すると上下共に約10mmHg下がって顔面と前額部のもわもわ感が軽くなってきた。

    肺経を調べると魚際に圧痛があるのでここに5壮施灸する。肩背部に接触鍼をして治療終了する。治療した夜と翌日は夜中の発汗が減り下着の取り換えが1回で済んだとのこと。もう少し治療を続け手術が回避できればとおっしゃる。今度病院で頭部MRI検査があるとのこと、ついでにアルドステロンやテストステロン、甲状腺ホルモンなども調べてもらうようにお話しした。


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  • Posted by へんせき at 20:02Comments(0)感覚器疾患

    2017年09月14日

    副鼻腔炎(蓄膿症)の症状緩和

    風邪から蓄膿症を発症した20歳代の男性。耳詰まりと39℃近い発熱があり二日後耳鼻科を受診したら副鼻腔炎と診断され、抗菌薬、抗アレルギー薬、去痰薬、鎮痛解熱薬を処方された。一週間後CTを撮り左側の副鼻腔にまだ膿が溜まっていた。

    その四日後に来院された。症状は一日を通して37℃から37.5℃の微熱があり、こめかみ、おでこ、頬、目の周りに痛みがあり黄色っぽい鼻水が出ている。治療は服薬と3日に1回吸入をしている。

    治療はH1H6F4井穴刺絡と上星、百会の刺絡をしてアレルギーがあるのでH5井穴刺絡を追加した。顔面部の圧痛点を調べ印堂、陽白、四白、鼻通に灸点紙の上から施灸する。

    四日後2回目の治療。頭部や顔面部の痛みが軽くなり鼻水の粘度が弱くなった。後鼻漏が少し気になると言う。前回の治療で合っているようなので同様の施術をする。

    一週間後3回目の治療。この1週間で頭痛は一度だけで後鼻漏も気にならなくなった。鼻水はまだ出ているが色が薄くなっている。熱も37℃以下になっている。顔面部の痛みも軽くなりあまり気にならないと言う。3日後耳鼻科の診察があるのでその結果次第で今後の治療を決めようということにした。



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  • Posted by へんせき at 21:59Comments(0)感覚器疾患

    2017年08月30日

    夏の疲れと血圧低下

    92歳の女性。ひどい脊柱側弯のため背中や腰が痛くなると治療に来ている。10日程前に治療した時はいつもの痛みに加え体のふわふわ感を訴えられた。治療の後お墓参りに行く予定だが行けるか心配だという。

    血圧測定してみると上が100mmHgと下がっている。いくつか薬を飲んでいるが2種類の降圧剤もある。H5F5井穴刺絡をして医者に薬の減薬を相談してみることを勧めた。

    お墓参りは無事済ませ、薬も1種類減らしてもらった。

    今週末娘さんのカラオケ教室の発表会で日本舞踊を踊るので元気が出るように治療して欲しいと来院された。いつものように腰が痛いほか、息が少し苦しく体に力が入らない感じだという。

    血圧を測ると上が95mmHgと減薬したのにまだ低い。この暑さで心臓や肺が疲れていると思いH3H1の井穴刺絡をすると呼吸が楽になった。夕方娘さんから電話があり「とても元気になって帰宅した。発表会の前日にもう一度治療させたい」とのことだった。

    この時期心臓、腎臓、肺は暑さで機能が落ちる。運動器疾患でも内蔵の自律神経を考慮した治療が大切だと思う。


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  • Posted by へんせき at 21:39Comments(0)呼吸・循環器

    2017年08月19日

    痔出血の鍼灸治療

    出血する痔疾患は切れ痔と内痔核がある。切れ痔は切れた瞬間チクッとした刺すような鋭い痛みがある。出血量は多くなくティッシュペーパーに少量付着する程度。排便のたびに痛みと出血があり傷が治りきらず長期化することもある。

    一方内痔核からの出血は自覚がなく排便した後、お尻を拭いて出血に気づいたり便器が真っ赤に血で染まっていてびっくりすることもある。まれには出血した血液が知らない間に漏れ下着が赤くなって気づくこともある。

    50歳代の女性が痔出血の治療に来られた。数か月前にも相談があったがその時は痔以外の病気があってはいけないので肛門科の医者を紹介した。内視鏡検査などをして悪性の疾患はなく座薬での治療でその時は治まった。

    今回は病院が夏季休暇のため当院への来院となった。痔の治療に一番効くのは百会。ここに刺絡をするか直接灸をするかだが肛門が腫れぼったいとか痔核が出ているようなときは直接灸の多壮灸がいい。今回は30回の刺絡を2回行った。

    次は会陽や長強付近の圧痛点へのお灸、刺絡、鍼。筋肉部は鍼を深めに刺し骨部にはお灸をした。最後にF4の井穴刺絡で治療終了。お酒が好きとのことだがしばらく禁酒してお風呂で下半身を温めるようにしていただいた。3日続いていた出血が治療翌日から止まった。


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  • Posted by へんせき at 22:50Comments(0)胃腸・消化器

    2017年08月14日

    肩の痛みと肘の痛み

    仕事帰りに時どき立ち寄る食材店でのでエピソード。レジを済ましたとき顔見知りの店員さんが肩が痛いと言う。安静時は問題ないが右肘を屈曲させて肩を外転しようとすると三角筋部が痛くなる。上着に袖を通すような動作が辛いそうだ。痛いところは三角筋の大腸経ライン。

    右H6を圧迫して同じ動作をすると少し楽になるのでパイオネックスを貼る。合谷にも圧痛点があるのでパイオネックスを貼ってみると痛みが半減した。さらに大腸経ラインを調べると曲池に激痛点がある。ここに刺鍼して30秒ほど手技を加え抜針。痛みをチェックすると完全に取れていた。

    それを見ていた同僚の方が自分も右肘が痛いと言う。筋トレのハンマーカールの動作で肺経尺沢付近が痛い。この方は毎日仕事で包丁を使っているのでそれが原因かもしれない。合谷と魚際に圧痛がありここにパイオネックスを貼ってハンマーカールをやってもらうと痛みが10→4に減る。患部にも圧痛があるのでここに刺鍼すると痛みがすっかり痛みがなくなる。

    1か月以上続いていた痛みが二人ともあまりにも簡単に取れたので何度も確かめながらさっきまで本当に痛かったのにと不思議そうな様子。ふたりとも鍼治療は初めてで鍼灸治療に好印象をもっていただいた。


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  • Posted by へんせき at 19:45Comments(0)運動器疾患

    2017年08月08日

    首を左右に倒すと耳鳴りがする

    50歳代の主婦。昨年暮れごろから首を左に傾けると左耳鳴り、右に傾けると右耳鳴りがするようになった。前後に倒しても異状はない。初回と二回目の治療は自律神経の抑制をメインにしたがいまいち効果がない。

    左耳鳴りの方がひどくキィーンと割と高い音がしている。試しに仰臥位で首を傾けてもらうとこの姿勢では耳鳴りはしない。これでこの耳鳴りは筋肉のこりが原因だと分かった。首、顎、喉、鎖骨上窩、胸鎖乳突筋などの筋肉を調べ圧痛点にEAPをする。これで耳鳴りの程度が半分くらいになった。

    またこの方は近視、乱視、老眼があるが眼鏡が合ってなく目から首肩の凝りが来ている可能性があるので眼精疲労の治療を追加した。これで右はかすかに感じるくらいになった。

    他に気になっている症状が①左肩の痛み(挙上して後ろに肩を引く動作で痛む) ②左股関節の可動域が狭い ③更年期障害(ホットフラッシュ、頭部多汗症)

    ①に対しては少し痛みが出る姿勢で圧痛点を探し鍼 ②に対しては左F2F6井穴刺絡で動きがよくなりその後もいい状態が続いている。③には三陰交のハペパッチと頭部刺絡。

    眼鏡を早く作らないといけないので検眼士の宮下氏を紹介した。


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  • Posted by へんせき at 23:47Comments(0)感覚器疾患

    2017年07月27日

    整形外科で匙を投げられた臀部と下肢痛

    70歳の主婦。今年の1月から右臀部が痛み、太ももから足首の上までしびれが続いている。痛みは剣山で刺されたようなチクチクしたもので耐えがたいという。二週間ほど様子を見てから総合病院の整形外科を受診した。

    画像診断では軽いヘルニアがあるが手術するようなものではなく、鎮痛薬とブロック注射の治療となった。しかしいくつかの鎮痛薬を試しても効果がなくブロック注射も効かなかった。10日程前に医者から「効かないなら薬は止めましょう、申し訳ないが痛みは我慢してください」と言われたそうだ。

    脊椎外科の専門病院を受診してみようと考えていたところ姉から鍼灸治療を試してみるように言われ来院された。臀部の耐え難い痛みは手のひら位の範囲でじっとしていて痛い。腰を動かして痛みの増減はない。帯状疱疹に罹ったことはない。

    治療は最初右F4F5井穴刺絡をしたが効果なし。次に左の臀部へ即刺即抜の鍼を6か所してみるが効果なし。患部へは接触鍼少しいいと言う。軽い刺激ならハペロールはどうかと試したら痛みが減って10→8。右の足指や足甲に圧痛点がありパイオネックスを貼ってみたがいまいち。

    百会とその右斜め後ろ3cmの刺絡をするとさらに少し良くなり最初と比べ10→7。

    翌日2回目の治療。朝起きると前日よりもっと良くなっていて10→5。臀部の痛みのほかに右鼠径部が歩いたり椅子から立つときに痛くゆっくりとしか歩けないという。この痛みは臀部の痛みとは質が違うそうだ。右F2F6井穴刺絡をして歩いてもらうと歩きやすいという。F5でさらにいい。臀部の治療は昨日効果があった接触鍼、ハペロール、頭部刺絡。

    翌日電話があり、痛みはあるが楽になった状態が続いている。もうしばらく治療を続けたいとのことだった。


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  • Posted by へんせき at 00:04Comments(0)運動器疾患

    2017年07月13日

    自律神経失調症と言われた女子高校生

    高校2年の女子。この二週間朝眠くて起きられない。起床時に頭をギューと絞められるような頭痛があり、先週は3日休み、1日午後から登校した。朝は体がだるく、朝ご飯をてべているときから眠くなるが午後は元気になる。

    病院では自律神経失調症と言われ鎮痛剤と筋弛緩薬を出されたが飲むと調子が悪いのですぐにやめた。普段の生活は夜は11時くらいに寝て朝はクラブ活動の朝練習に行くので5時過ぎに起きている。運動は嫌いでしていない。週に2~3回塾に通っている。

    治療時間は11時で今は朝のような不調はない。少し後頭部が重いかなというくらい。血圧を測ると103/58mmHg 脈拍76、立位では102/60mmHg 脈拍84と低血圧気味だが異常ではない。症状から軽い起立性調節障害と思われる。

    治療はF3→H5F5井穴刺絡の後 志室の灸と天柱に浅い鍼をして終わる。血圧が108/68mmHg 脈拍72と少し上がり頭の重さはなくなった。四日後2回目の治療。朝のだるさ眠さが減っている。夜のスマホを少なくしている。治療は前回に順じ長座位で7分のパルス治療を加えた。少し運動をするようにアドバイスした。


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  • Posted by へんせき at 19:44Comments(0)脳・精神・神経

    2017年07月09日

    強度近視と緑内障

    50歳代の男性、昨年6月眼科で緑内障と診断された。右眼は左下欠損、左目は右上欠損で左の方がひどい。眼圧は16から20くらい。井穴刺絡を二週間前に知り自分でF2F6をやったら少し効果があった。ぎんなん治療院に問い合わせ当院を紹介された。

    診断されたのは1年前だが何だか目が変だなと思ったのは3年前でその間ほっておいた。視界の明るさ、視野の変化、文字の見え具合を指標に治療する。

    F2F6井穴刺絡は効果があるのでそれは最後にしてまず目の周囲のEAPと頭部刺絡。左目の視野が広がる。こめかみと前額部の刺絡ですっきり感がでる。その後H5F5→F2F6→H4と井穴刺絡をするが少しいいかなというくらい。肩こりがあるので百会の刺絡で治療終了。次回は井穴刺絡からやってみることにする。

    目に異変を感じる半年前に会社を辞めて起業した事業が1年で失敗し自己破産、ひどいストレスを感じていた。強度近視の人は網膜剥離や緑内障のリスクが高いので目の疲れをためないようにして年に1回くらいは検査を受けたほうがいいだろう。



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  • Posted by へんせき at 20:53Comments(0)感覚器疾患

    2017年06月29日

    寝違いで首が痛いと思ったが

    30歳代の女性。昨日起床時に右首から背中が痛く寝違いをしたと思った。寝違いに効くストレッチをやってみたがよくならず、夜になると座っていても寝ていても痛い状況になり湿布を貼って寝た。

    今朝になっても痛みが軽くなってないので来院された。今まで鍼治療の経験はない。首の前後屈、側屈、左右振り向きいずれの動作でも右の首の付け根ツボでいえば肩外兪付近に痛みが出る。胸鎖乳突筋は痛くない。普通の寝違いではなく首の筋肉の問題だと思われる。

    タバコを吸うのでH1井穴刺絡をすると空気が深く入る。痛みの治療でH6、H5、H4と刺絡をすると首の後屈以外は楽になる。F1、F6井穴刺絡で楽になるがまだ少し痛い。パソコン作業で目が疲れるので後頭部の刺絡をして最後に百会の刺絡で痛みはほぼ気にならなくなった。

    生理痛が重いというので次は生理の2~3日前に来院するようにして治療終了。タバコは過去に禁煙治療薬を処方されて治療したが失敗したとのこと。鍼治療でいい方法はないかとお尋ねがあった。


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  • Posted by へんせき at 19:16Comments(0)運動器疾患

    2017年06月21日

    急な回転性めまい・メニエール病?

    月に2回定期的に治療している40歳代の主婦。昨日もいつものように治療を終えお茶を飲んでさーあ帰ろうとしたところめまいがすると言って椅子に座り込んだ。グルグルと回転性のめまいが始まり動けなくなった。

    時々ふわふわする浮遊性のめまいは経験しているが、回転性のめまいは初めてのこと。浮遊性のめまいはいつもすぐに治まるので今回のめまいもしばらくすると治るだろうと椅子に座り静かにしていたが、一向に治まらない。

    呼吸が少し早いので血圧を測ってみると130/100mmHgといつもの血圧110/70よりだいぶ上昇して脈拍は105。動悸も感じるという。耳の詰まりも少し感じるというのでF3F4H6の井穴刺絡をした。つまり感はよくなったがめまい、血圧、脈拍は変化ない。

    1時間経ってもめまい、血圧、動悸は治まらない。これだけひどいめまいだが吐き気や聞こえの悪さは訴えない。2時間たったが治まる気配がないので近所の耳鼻科に連れていくことにして何の病気か考えてみた

    風邪を引いた後でもなく吐き気もないので前庭神経炎ではない。2時間以上続く良性発作性頭位めまいはない。低音障害型難聴はひどいめまいはない。片方の聞こえが悪いわけでもないので突発性難聴でもない。吐き気や難聴はないがメニエール病ではないかと思った。

    聴力検査では低音域が少し落ちて、眼振も起こっていた。医者は確定診断はできないので酔い止めの薬と循環改善薬を処方して、自宅近くの耳鼻科に明日行くように指示した。なんとも頼りない応対だった。

    自宅近くの耳鼻科を今日受診して一番疑わしいのはメニエール病だが中枢性の病気を除外するためにすぐに大きな病院を紹介された。そこで一応メニエール病の薬が処方され諸検査をすることになった。今日はふわふわ感はあるが回転性のめまいはなく血圧脈拍は正常とのこと。


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  • Posted by へんせき at 21:32Comments(0)感覚器疾患

    2017年06月16日

    五十肩?2年以上続く肩の痛み

    左肩の痛みで70歳代の男性が来られた。痛みは2年以上前からだがどういう経緯で痛くなったかよく覚えていないという。整形外科を2か所受診して現在もリハビリをしているが効果を感じられない。

    じっとしていると痛くないが前方、側方90度を越えると痛みが出る。おしりのポケットに手を入れる動作(結帯動作)が痛く、左肩を下にして寝るとしばらくして痛くなる。

    井穴刺絡をすると左H1H6で前方挙上の可動域が広がり痛みが軽くなる。合谷付近に圧痛点があるのでこれにパイオネックスを貼るとさらによくなる。

    後頚部、側頚部の筋緊張が強いのでEAPで緩め、百会の刺絡をすると首がスムーズに回るようになる。

    痛みは即効的に取れても固まった肩関節を緩めるには毎日のリハビリが欠かせないので3種類の五十肩体操を指導して治療終了する。


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  • Posted by へんせき at 22:11Comments(0)運動器疾患

    2017年06月01日

    不調の原因は降圧薬の効きすぎか?

    たんぽぽ針灸院のすぐ近所にお勤めの女性が同居している母親を診てほしいと昼休みに来られた。いろいろ不調はあるが体全体がどうなのか今受けている医療が合っているのかなどを相談したいとのこと。

    二日後半休をとり母親を連れてこられた。問診表を書いてもらうと辛いことは①右の腰が痛い②便秘③頭痛もち④夜間頻尿⑤貧血?立ち上がるとフワーとする。

    既往歴や通院歴は2003年心房細動不整脈、現在2か月ごとに通院。2005年甲状腺がん手術、半年に1回通院。2007年低ナトリウム血症で入院、現在も2か月に1回血液検査で通院。2013年右肩右手首を骨折。

    現在大学病院の腎臓内科と循環器科に通院して検査や投薬を受けている。処方されている薬はビタミンD3製剤、大腸刺激性下剤、抗不整脈薬、降圧薬、抗凝固薬。血圧手帳を見ると朝が110~125/70~85mmHg、夜90~110/50~70mmHg。77歳の女性としては低すぎる本当に降圧薬がいるのだろうか?

    今日の体調を聞くと割といいと言う。血圧を測ると127/84mmHg。腰は掃除機をかけたり台所仕事で痛くなり腰を伸ばすと楽になる。以前車にぶつけられ転倒して腰を打ったことがある。便通は毎日薬を飲んでいるが2~3日に1回。食欲はあり3回している。夜は11時に寝て2時4時6時とトイレに起きる。

    お腹を診るとお臍の少し下と恥骨の脇に圧痛がある。便秘と頻尿の反応か、靴下の痕もあるのでF3と左F1F6井穴刺絡。心臓の問題があるのでH3→H1井穴刺絡で呼吸が深くなる。今腰はあまり痛くないそうだが歩くと少し前かがみになる。                         
                                                                                           血圧が低すぎるのと思われるのでH5F5井穴刺絡をして血圧測定すると158/92mmHg。気分がいいという。

    娘さんに次回通院時は同行して血圧手帳を見せ薬の必要性を聞いてみるように、また便秘の薬は習慣になりにくい新しい薬も出ているのでその適応なども聞いてみるようにお話しして治療終了。


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  • Posted by へんせき at 23:43Comments(0)不定愁訴・体調管理

    2017年05月31日

    1か月続く右上腕の痛み

    いつも行くCO-OPの店長さん。今日仕事帰りに寄ったら一ヶ月ほど前から右上腕が痛いとのこと。ちょうどお客さんが引いたところだったのでその場で治療することにした。

    持ち合わせの治療グッズはハペパッチ1枚、ピソマ1個、パイオネックス2枚。痛みは肘を90度に曲げ脇につけ側方に肘を上げていくと45度位のところから痛みが出て、ひどいと腕が上がらない。

    先ず肩甲骨の周りで圧痛点を探しそこを押さえて腕を上げて痛みが軽くなるか試した。3か所やってみたが変化なし。痛みの部位は三焦経と大腸経にまたがっている。合谷に圧痛があるのでそこを圧迫して同じように腕を上げてみると痛みがぐっと減って腕があがる。

    そこで右のH6にピソマを貼り30回ほどモミモミして腕を上げてみると痛みが90%取れて腕も上がった。魔法のようだと言って何度も試してみられたがほんの少し痛みを感じる程度で腕を動かすのに支障はない。見ていたお店のスタッフからも拍手をいただいた。

    もしぶり返すようなら治療院においでくださいと言ってお店を後にした。


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  • Posted by へんせき at 21:34Comments(0)運動器疾患

    2017年05月26日

    帯状疱疹の前兆?背中の痛み

    月に1~2回定期的に治療している40歳代の主婦から早朝電話があった。朝起きてから左の背中肩甲骨付近が手のひら位の範囲で痛いとのこと。動かして痛いのではなく触るとビリビリ痛いという。

    その日は当院が休みのため、病院に行って結果を連絡すると言われた。3時間後電話があり帯状疱疹の可能性が高く数日のうちに発疹が出たら薬を出すのでそれまで様子見と言われたとのこと。

    刺絡治療をすると痛みが軽くなるしひどくならずに済むかもしれないとお話しするとやってほしいとのことなので臨時に治療することにした。皮膚表面には何にも異状なく、触れると痛みをひどく感じる。

    H5F5井穴刺絡をすると皮膚を感じが少し変わる。痛みを感じる範囲の中でも特に痛いところにハペパッチを貼り治療終了。翌日電話があり痛みの範囲が指2本分くらいに狭まり痛みの程度も軽くなったとのこと。発疹も出ていない。

    このままよくなりそうだが明日もう一度治療することにした。


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  • Posted by へんせき at 21:59Comments(0)脳・精神・神経

    2017年05月24日

    右肘が痛くてやかんが持てない

    60歳代のパート勤務の女性。1か月くらい前から右ひじの周囲に痛みを感じていたが3日前から痛みがひどくなり、やかん、ポット、バケツなどを持つのがつらくなった。

    4月下旬整形外科を受診、1週間湿布と鎮痛剤を飲んだがよくならず5月の連休明けから整骨院で4回電気治療とマッサージを受けた。痛みがひどくなったので鍼治療を試してみようと来院された。

    仕事は清掃作業で手や腕はよく使っているが最近はなるべくかばっているそうだ。思い当たることは趣味のボーリングを週2回(1回10ゲーム以上)している。既往歴は不整脈の治療でカテーテルアブレーション、甲状腺の乳頭がん摘出手術、子宮筋腫手術。現在血圧が少し高いが薬は飲んでいない。(測定してみると160/101mmHg)

    痛みは右ひじの外側上顆付近に手のひらくらいの範囲に感じこの一点ではない。やかんに水を入れそれを持ちながら痛みの変化を追い治療した。先ず痛みの範囲を狭くするために右手の全井穴を1か所ずつ刺絡する。(痛みの変化10→7)

    次に手の甲や指の圧痛点4か所を押しながら痛みの変化を調べたが効果なし。肩の烏口突起や上腕二頭筋、胸鎖乳突筋の圧痛点を圧迫してやかんを持つと痛みが軽くなる。ここにハペパッチを貼る。(痛みの変化7→4) 最後に高血圧の治療としてH6F4、百会の刺絡をして終了。(152/93mmHg) 三日後にもう一度治療することにした。


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  • Posted by へんせき at 22:33Comments(0)運動器疾患