顎関節痛(口を大きく開けられない)

へんせき

2022年03月10日 23:05

ご主人の治療に付き添ってこられた奥様。遠方からの来院で自宅治療をやってもらうべく井穴刺絡のやり方を指導した。手先も器用でこれならうまくやれるだろうと思った。治療を終えた後、時間があれば自分の治療もして欲しいと言われた。

一年半前に歯の治療に行ってから、口を開けようとすると左顎関節に痛みが出てよくならないとのこと。歯科でマウスピースを作り装着しているが変化がない。指2本を入れようとすると痛みが出る。

治療は左F6H6の井穴刺絡を2回する。少し開きやすくなる。次に咬筋や側頭筋の凝りや圧痛点を調べ(頬車、外関、大迎など)1番鍼を置鍼。
側頭部の圧痛点二か所は頭部刺絡。ここでもう一度口を開けてもらうと開きやすく、痛みも軽くなり指二本は楽に入るようになった。

最後に胸鎖乳突筋の圧痛点に鍼をして治療終了する。セルフケアするならH6H4F6の井穴刺絡と口を開けようとしたら痛くなる部位へ寝る前に円皮鍼を貼ること。しばらくやっていただくことにした。




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