腱板断裂の鍼灸治療

へんせき

2010年09月22日 00:44

8月26日の「肩の痛み」で紹介した患者さんから電話があった。昨日MRI検査をして、棘上筋の腱板断裂との診断をうけたそうだ。

医者の説明では肩がある程度動いたいるので痛みや引っ掛かりがあっても、すぐに手術することはなくしばらく保存療法で経過をみていくとのこと。先ずは一週間置きにヒアルロン酸の注射をするそうだ。

鍼灸治療を尋ねてみたら楽になるならやっていいと言われたそうだ。棘上筋の断裂なら運動療法も効果があるので鍼灸治療と併用して治療プログラムを考えることになる。正常なところの筋力をつけて傷ついた部分を補うための治療だ。

中高年になると筋肉や腱が硬くなるため些細なきっかけで腱板が損傷することがある。この方も一番最初は猫を抱えあげたとき肩がギクッとしたことがきっかけになっている。悪化したのは3ヶ月前自転車に乗っていて車と衝突しそうになり、急ブレーキをかけ腕や肩に負荷がかかってからだ。

すぐに完治しないが悪性の痛みではないので、自宅治療をしながら3ヶ月くらいを目処に治療していく予定だ。
お彼岸に入ったのに今年はまだ彼岸花が咲いていない。猛暑の影響だろうか。コスモスもあまり見かけないが20日に行った小菅村で蕎麦の白い花が一面に咲いていた。やがて花が散り黒い実がなる。



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