花粉症の鼻づまりに井穴刺絡・頭部刺絡・顔面施灸

へんせき

2014年03月31日 19:10

スギ花粉がピークでヒノキ花粉も飛散し始めたとのこと。しかし今年の飛散量は少なく昨年に比べると全体的には楽に過ごせているようだ。おばあちゃんの治療についてきた中学1年の女子。花粉症で鼻が詰まり口呼吸になりのども少し痛いと言う。

最初はためらっていたが、おばあちゃんの治療を見た後で初めての鍼灸治療を体験してもらった。まず片方づつ鼻孔を押さえて空気の入り具合を確かめてから治療を開始。

最初にF1ピソマ刺激。刺絡をしてもいいと言うのでH5F5は井穴刺絡をする。先ほどより息が楽になったと言う。上星を刺絡するとさらによくなる。先日新潟の田村先生に顔面施灸を教えていただいたので顔面部(鼻通、印堂)に3壮づつ施灸(これは灸点紙の上に半米粒大の艾を据え熱さを感じたら火を消す)

心地よい温かさが鼻の奥に通る感じ。80%以上よくなったというので、最後に肩、首に接触鍼をして治療終了する。帰りにピソマとソフトなお灸を差し上げ自宅でしばらく続けるようにお話しした。

参考文献 『私がお灸で体験したこと』 染谷寛治著


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