たまりば

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2022年07月23日

通気治療後の両耳の閉塞感とふらつき

10症状以上の体調不良や通院中の病気(橋本病、上咽頭炎、白内障、高脂血症、逆流性食道炎)を持っている60歳代の主婦。耳鼻科で上咽頭擦過療法を受けているがその日耳が詰まる感じがするので通気をしてもらった。その夜からかえってつまり感がひどくなり10日経ってもよくならず来院された。歩くとふらふらして危なくキャリーケースを杖代わりにしている。電車は危ないのでかなり遠くからタクシーで来られた。

お話を聞くと19歳から味覚嗅覚消失、アレルギー、パニック障害、不眠、飛蚊症,舌痛、皮膚掻痒症などいろいろ抱えているが先ずは一番気になっている耳閉感とふらつきの治療をすることにした。

耳の症状には胆経と三焦経。H5F5を2回刺絡する。耳回りを触診して風池の圧痛点に円皮鍼を貼る。10分ほど様子を見ていると耳が通ってきた。通った状態は長続きせず5分ほどでまた元に戻った。上咽頭の問題も関係しているので上星の刺絡をして胸鎖乳突筋の圧痛点に円皮鍼を貼る。しばらくするとまた耳が通ってきた。鍼治療は初めてということなのでここで治療終了する。

近くのホテルに泊まり翌日もう一度治療する。耳のつまり感は通っている時とそうでないときがあるがよくなっている感じがしているという。ふらつき感も軽くなり室内ではキャリーケースは使わなくていい。昨日の治療に側頭筋の刺絡、咬筋の鍼、百会の刺絡を加えた。少し続ければよくなる感触が持てた。


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