2020年06月30日
足首の痛み(腓骨筋腱炎?)
70歳代の女性会社員。昨年10月右足首外側がずきずき痛くなった。思い当たることは3日連続で15000歩ほど歩いたこと。歩いていると痛くなりしばらく休むとまた歩ける。階段の下りは怖い。また歩く歩数が多い日は夜必ず痛くなるという。
整形外科を3か所回りMRI、エコー、血液検査などをしてはっきりとした異常は認められず症状から腓骨筋腱炎と診断された。インソールを作ったが合わずにそのままになっている。一度ステロイド注射をしたが痛みが取れなかった。10日ほど前から左足首も痛くなってきたのでもう一度足底版の調節をしようと思ったがその前に鍼灸を試してみようと受診された。
当院に来る前に整骨院にも行ってそこでは膝が悪いと言われコルセットの作成を提案されたそうだ。ただ自分では膝は何ともないので断ったとのこと。膝を曲げたり伸ばしたりひねったりしていろいろ徒手検査をしたが異常なし。3人の整形外科医のうち二番目の先生は私も知っていてとても評判のいい医者で三番目の先生は同窓の足の専門整形外科医とのこと。
おそらく足首は異状ないのだろう。指先から足首、アキレス腱部まで圧痛点を探すと胆経に沿って7か所に圧痛点がある。最初の治療なのでそこにパイオネックスを貼り交感神経を抑えるF4井穴刺絡をして治療終了。4日後2回目の治療に来られたが、ほとんど変化がなく痛みは変わらず特に階段の下りは痛い。
もう一度お話を聞くと元来アレルギー持ちで最近皮膚に発赤や腫れが出ている。また冷え性やしもやけ、花粉症などもあるとのこと。それで足首の痛みも関節や腱のアレルギーかもしれないと思い、副交感神経の話をするがいまいち納得されない。もし効果がなければ整形外科に行ってもらうことにし今度はH5F5井穴刺絡を3回やりその後ソフトピソマをF5に貼り治療終了。
一週間後3回目の来院。治療の2日後から痛みが軽くなり顔の赤みも引いて調子が良かった。昨日一昨日とちょっとズキッとしたが続かなかった。今度は自律神経の異常興奮が痛みの原因だということを理解していただけた。
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整形外科を3か所回りMRI、エコー、血液検査などをしてはっきりとした異常は認められず症状から腓骨筋腱炎と診断された。インソールを作ったが合わずにそのままになっている。一度ステロイド注射をしたが痛みが取れなかった。10日ほど前から左足首も痛くなってきたのでもう一度足底版の調節をしようと思ったがその前に鍼灸を試してみようと受診された。
当院に来る前に整骨院にも行ってそこでは膝が悪いと言われコルセットの作成を提案されたそうだ。ただ自分では膝は何ともないので断ったとのこと。膝を曲げたり伸ばしたりひねったりしていろいろ徒手検査をしたが異常なし。3人の整形外科医のうち二番目の先生は私も知っていてとても評判のいい医者で三番目の先生は同窓の足の専門整形外科医とのこと。
おそらく足首は異状ないのだろう。指先から足首、アキレス腱部まで圧痛点を探すと胆経に沿って7か所に圧痛点がある。最初の治療なのでそこにパイオネックスを貼り交感神経を抑えるF4井穴刺絡をして治療終了。4日後2回目の治療に来られたが、ほとんど変化がなく痛みは変わらず特に階段の下りは痛い。
もう一度お話を聞くと元来アレルギー持ちで最近皮膚に発赤や腫れが出ている。また冷え性やしもやけ、花粉症などもあるとのこと。それで足首の痛みも関節や腱のアレルギーかもしれないと思い、副交感神経の話をするがいまいち納得されない。もし効果がなければ整形外科に行ってもらうことにし今度はH5F5井穴刺絡を3回やりその後ソフトピソマをF5に貼り治療終了。
一週間後3回目の来院。治療の2日後から痛みが軽くなり顔の赤みも引いて調子が良かった。昨日一昨日とちょっとズキッとしたが続かなかった。今度は自律神経の異常興奮が痛みの原因だということを理解していただけた。
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Posted by へんせき at 23:56│Comments(0)
│運動器疾患
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