2020年03月27日
帯状疱疹後神経痛に対する患部強刺激
二年間帯状疱疹後神経痛で困っている80歳の女性。痛い部位は右上腕内側、右の胸部、右背部(背骨と肩甲骨の間)ジーンとした鈍い痛みが常にあり時々ズキーンとした鋭い痛みに襲われる。
内科、皮膚科、ペインクリニック2件を回った後当院を受診された。井穴刺絡、頭部刺絡、巨刺、患部へのハペロールなどの治療で鋭い痛みは1/3程度に減り夜痛みで目が覚めることが少なくなった。鈍い痛みは程度はやや軽くなったがやはり続いている。
稲舛先生から帯状疱疹後神経痛に患部の強刺激をしたら上手く鎮痛したとの症例報告があったので私も追試してみた。痛みがある部位3か所に対し3番鍼で1部位3~4点に1センチほど刺鍼し雀啄の手技を5~10秒加えた。
結果治療当日と翌日午前中はほとんど痛みがなくとてもよかったとのことだった。前回治療から5日目の今日同様の治療を行った。前回のように鎮痛するのか鎮痛の期間がどうなるのか様子を見てまた治療を考えていきたい。
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内科、皮膚科、ペインクリニック2件を回った後当院を受診された。井穴刺絡、頭部刺絡、巨刺、患部へのハペロールなどの治療で鋭い痛みは1/3程度に減り夜痛みで目が覚めることが少なくなった。鈍い痛みは程度はやや軽くなったがやはり続いている。
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狭心症を心配された胸の痛み
気管支拡張症・手足の不調はパーキンソン病だった
三叉神経痛・顔面の痛み
帯状疱疹による痛み、ひきつれ感、4回の治療で完治
複視(滑車神経麻痺)ものがダブって見える
二週間経過した帯状疱疹
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Posted by へんせき at 20:47│Comments(0)
│脳・精神・神経
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