たまりば

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2019年03月02日

正常眼圧緑内障と胃痛の治療

軽度の緑内障が疑われ点眼薬の治療をしている50歳代の女性会社員。眼圧が15を超えてから定期的に刺絡治療をしていた。すると眼圧も11~13くらいに落ち着いてきた。ところが正月を挟んで1か月以上治療ができなかった。

先月眼科の検査で眼圧が16まで上がり目薬が1種類増えた。冬は幾分眼圧が上がりがちだがまた定期的に治療をしようと先週来院された。それから3日後胃が痛くなって会社を早退した。胃薬を飲んで一晩寝たがまだ痛みが続き食欲もないと電話があった。

来院するのは大変なので仕事帰りに往診した。今日はお腹にカイロを貼り食事も軽くしていた。おなかを診ると心窩部からお臍の上まで圧痛がある。下腹部や背中にはない。昨年胃と大腸の内視鏡検査をして特に異常がなかったので悪性の病気は除外して胃の交感神経を抑え、胃酸が出すぎているようならそれを抑える治療でいいのではないか。

左F1F6井穴刺絡をすると腹部の圧痛がほぼ解消した。PPIを飲むといくらか痛みが楽になるというので胃酸分泌を抑えるH5F5井穴刺絡をする。この患者さんは手は暖かいが足は冷たいので刺絡をする前に足湯をして十分に足を温めてから刺絡をした。

圧痛はほぼ取れたので最後に腹部と背部(仙骨、腰椎、胸椎に沿って)に石黒式温熱器で注熱して治療終了した。翌日は食欲も出て会社も普通に出勤できたと報告があった。痛みの原因は仕事のストレスと食べ過ぎ(夜の送別会など)ではなかったか。

別の緑内障の患者さんだがやはり1か月ほど治療を休んでいたら12~13で安定していた眼圧が17まで上昇した、その後週1回の治療を4回して検査をしたら13に下がった。

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