たまりば

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2018年11月18日

関節リウマチ 1回の治療で湿布がいらなくなった

50歳代の主婦。2年前にリウマチと診断されMTXを3回飲んだが薬が合わずその後は医者の治療は受けていない。その時の抗CCP抗体は305と高値。今の症状は手指、手首が痛くキャップを回したりはさみを使ったりすることができない。足首も痛く時どき歩くことが辛い。

1ヶ月ほど前にかかりつけの精神科でリウマチの血液検査をしてもらったらリウマチ因子615、CRPもやや高かった。関節の状態は左手首、右母指、左右2指が腫れて変形している。また左足首も腫れている。

初診時、左手首と左右手指に湿布を貼って来られた。握る動作では指先が手掌にくっ付かない。右母指の肺経側は触れるだけでも痛く母指と示指でつまむことが出来ない。

このような状態だったのが一週間後の来院では湿布なしで来られた。初回治療後の経緯は治療後1時間くらいしてから指の動きが何となくよくなりあれっと思ったそうだ。翌朝いつもより動きがスムーズで右母指から母指球にかけての痛みが消えていた。この1年半毎日湿布を貼ってきたがこの一週間貼らずに過ごせてとても嬉しかったと感謝された。

初回の治療はH5F5井穴刺絡を2回とH1井穴刺絡だけ。今回はH5F5井穴刺絡を2回した後、痛みを感じるラインの井穴を1か所ずつ刺絡していく。体制神経の痛みの変化は直後効果を感じる。最後に残っている圧痛点に糸状灸を2壮ずつやるとさらに楽になった。右母指と示指でボールペンをつまめるようになった。

治療に反応するので最初のうちは間を空けずにやった方がよく次回はご主人同伴で来てもらいセルフケアを指導することにした。

関節リウマチの薬物治療はこの20年で非常に進歩して今年も新薬「ケブザラ」が登場した。完治は難しいまでも緩解する患者も少なくないが、免疫を抑えるので他の病気が出てきたりすることもあり使いにくいこともある。そのような場合は鍼灸治療も一つの選択肢になると思う。

関節リウマチは発症の数年前からリウマトイド因子や抗CCP抗体が発現して増えていくという。関節が破壊されたらもとには戻らないので治療は早期に未病のうちに治療できればいいのだが。


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