2014年04月13日
出産後の体調不良(肩こり、膝と腰の痛み、手指の痺れ、乳房のしこり等)
昨年12月に第二子を出産した30歳代の主婦。産後3ヶ月を過ぎたが体調がいまいち元に戻らないとのことで来院された。症状は肩こり、膝と腰の痛み、手指の痺れ、乳房のしこり、顔の吹き出物など。
6年前の第一子出産の時は妊娠末期に妊娠中毒症になったので今回は妊娠中時々鍼灸治療を受けて体調管理に努めていた。そのせいか第二子の出産はトラブルもなく3100gの子供を授かった。しかしその後なかなか体調が戻らず、3月は引越しの準備で忙しく関西から調布市に来てまだ10日ほどで環境の変化も重なっているのかもしれない。
お腹を診ると心窩部に圧痛があり、これは左F1F6で80%よくなる。左H3とH1で呼吸が深く入るようになる。腰の痛みは鈍痛でだるさを感じる。膝は正座で痛みはないが、しゃがみ込むと両膝の前と内側に痛みが出る。内膝眼と内隙に8分灸2壮で痛みはなくなる。肩こりに後頭部の刺絡、左乳房のしこりは本人に確認させて天宗、肩井、膻中に8分灸を2壮。
妊娠中から桶谷式マッサージを受けていて調布の相談室も紹介されているとのこと。18歳の時クローン病を発症して20歳の時腹腔鏡で大腸の手術、その後も服薬治療を受けていたが妊娠中と授乳中は薬を止めている。体調が悪くなると便通が不安定になるそうでH5F5の井穴刺絡。
五臓の力をつけるために手足、腹部、背部、顔面のポイントとなるツボに8分灸を3壮。これは足湯と一緒に自宅でもせんねん灸を続けていただくことにした。産後の体力回復には足湯、刺絡、お灸などに加え信州薬品の「瓊玉膏」を3ヶ月ほど服用するといいのだが残念ながら昨年製造中止となった。
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6年前の第一子出産の時は妊娠末期に妊娠中毒症になったので今回は妊娠中時々鍼灸治療を受けて体調管理に努めていた。そのせいか第二子の出産はトラブルもなく3100gの子供を授かった。しかしその後なかなか体調が戻らず、3月は引越しの準備で忙しく関西から調布市に来てまだ10日ほどで環境の変化も重なっているのかもしれない。
お腹を診ると心窩部に圧痛があり、これは左F1F6で80%よくなる。左H3とH1で呼吸が深く入るようになる。腰の痛みは鈍痛でだるさを感じる。膝は正座で痛みはないが、しゃがみ込むと両膝の前と内側に痛みが出る。内膝眼と内隙に8分灸2壮で痛みはなくなる。肩こりに後頭部の刺絡、左乳房のしこりは本人に確認させて天宗、肩井、膻中に8分灸を2壮。
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コロナワクチン接種後の体調不良
抜歯の後も下顎の痛みが続き血糖値も高い
通気治療後の両耳の閉塞感とふらつき
鼻のどの違和感、右手首の痛み、片頭痛
朝だるくて学校に行けない(体位性頻脈症候群)
出産後の肩こり、頭痛、不眠症
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Posted by へんせき at 21:55│Comments(0)
│不定愁訴・体調管理
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