たまりば

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2013年12月16日

脳出血後遺症による半身のしびれ感と刺絡治療


7月に脳出血を発症した50歳男性。出血部位は被殻。急性期の治療を一か月受けた後、リハビリ病院に転院して二か月治療を受け退院した。リハビリにより最初あった左手足の麻痺はほとんど回復したが、発症後1ヶ月経過したころから左半身(特に手足)に痺れ感を覚えそれが改善せずずっと続いている。

現在血圧コントロールの薬を飲んでいる。しびれの薬も漢方薬や安定剤、ビタミン剤など試したが効果がなく病院ではこれ以上治療することは出来ないと言われたそうだ。麻痺や言語障害はないが今の状態がずっと続くのは嫌なので効果がありそうな治療を試してみたいとのことで来院された。

一番辛い症状は手足のしびれ感だが他に左側の舌の感覚が変でゴムを噛んでいるような感じがするとか、明け方4時くらいに左ふくらはぎが引きつるなどの症状もある。治療は患側の手足の井穴刺絡をする。しばらくすると冷たかった手が右と同じくらいに温かくなった。しかししびれ感に変化なし。次に頭部の右感覚野の圧痛点を調べ頭皮鍼をする。20分ほど置鍼をしてしびれ感が変わるか様子を見る。

最後に左足のこむら返りを予防するために左足にパイオネックスを3個貼って治療終了。慢性に経過している脳卒中の後遺症に対しては手足、頭部、眼窩などに効果的な治療点をどう探すかがポイントになる。難しい症例だが数回の治療でまったく効果がなければ他の治療法や医療機関を紹介しなければならない。



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