2013年08月31日
帯状疱疹らしい痛みと発疹に井穴刺絡
数日前、稲舛先生のブログにこれから帯状疱疹が増えるとの書き込みがあった。昨日、慢性腰痛で来院中の50歳代女性がいつもと違う痛みが2~3日前から背中にあり左わき腹の方にも痛みが放散すると言う。
背中を見せてもらうと左肩甲骨の下に3×5㎝くらいの赤い発疹が出ている。はっきりした水泡は出てないが帯状疱疹による皮膚症状の初期と思われるのでH5F5の井穴刺絡と発疹が出ている左膀胱経左F4の井穴刺絡をして患部の症状を確認する。1/3くらい軽くなる。
今日もう一度来ていただき患部を見ると昨日から広がっていない。H5F5の井穴刺絡をして明日は自宅でパイオネックスによる治療を指示する。初期段階で治療したのでこれで治まると思われる。
帯状疱疹は子供のころにかかった水疱瘡のウィルスが免疫の低下によって再活性化することにより発症すると説明されるが、再活性化の仕組みは明らかになっていない。専門医の説明でも自律神経の話は出てこないが井穴刺絡で副交感神経を抑える治療が効くので自律神経の乱れは関係していると思われる。
帯状疱疹は重症化すると様々な後遺症(帯状疱疹後神経痛、顔面神経麻痺、視力障碍、難聴等)を残すので出来るだけ早期に治療を受け(抗ウィルス剤は発疹出現後72時間以内)重症化を防がなくてはいけない。簡単で効果的な鍼灸(井穴刺絡療法)を知っていることは大きな力となる。
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背中を見せてもらうと左肩甲骨の下に3×5㎝くらいの赤い発疹が出ている。はっきりした水泡は出てないが帯状疱疹による皮膚症状の初期と思われるのでH5F5の井穴刺絡と発疹が出ている左膀胱経左F4の井穴刺絡をして患部の症状を確認する。1/3くらい軽くなる。
今日もう一度来ていただき患部を見ると昨日から広がっていない。H5F5の井穴刺絡をして明日は自宅でパイオネックスによる治療を指示する。初期段階で治療したのでこれで治まると思われる。
帯状疱疹は子供のころにかかった水疱瘡のウィルスが免疫の低下によって再活性化することにより発症すると説明されるが、再活性化の仕組みは明らかになっていない。専門医の説明でも自律神経の話は出てこないが井穴刺絡で副交感神経を抑える治療が効くので自律神経の乱れは関係していると思われる。
帯状疱疹は重症化すると様々な後遺症(帯状疱疹後神経痛、顔面神経麻痺、視力障碍、難聴等)を残すので出来るだけ早期に治療を受け(抗ウィルス剤は発疹出現後72時間以内)重症化を防がなくてはいけない。簡単で効果的な鍼灸(井穴刺絡療法)を知っていることは大きな力となる。
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Posted by へんせき at 22:37│Comments(0)
│皮膚疾患
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