2013年07月16日
ピアノ練習による腱鞘炎のお灸と刺絡治療
60歳代女性。5日前から右手母指球付近が痛くなった。最初は指を動かすと痛かったが次第にじっとしていても痛くなった。一昨日マッサージに行ったが痛みが変わらないとのことで来院された。鎮痛剤や湿布はしていない。
本人曰く「原因は今年から始めたピアノではないか。毎日1時間くらい練習している。指を開く動作が一番痛い」。ばね指にはなってなく局所に腫れもないが、5mmくらいの間隔で激痛点が4ヶ所ある。治療効果の指標は指を広げての痛みとする。
右H1H1´の井穴刺絡。次に手首から首(胸鎖乳突筋)まで肺経大腸経の圧痛点を調べ、痛みと関係している圧痛点5ヶ所に糸状灸を2壮。これで痛みが50%楽になる。右肩甲骨の周囲を調べ膈兪付近にパイオネックスを貼るとさらにすこしよくなる。
母指球の激痛点は痛みが減っているがまだ痛いのでソマレゾンを貼る。まだ固定化していないのでしばらくピアノ練習を休んでお灸を続けてくださいとお話しして治療終了。
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本人曰く「原因は今年から始めたピアノではないか。毎日1時間くらい練習している。指を開く動作が一番痛い」。ばね指にはなってなく局所に腫れもないが、5mmくらいの間隔で激痛点が4ヶ所ある。治療効果の指標は指を広げての痛みとする。
右H1H1´の井穴刺絡。次に手首から首(胸鎖乳突筋)まで肺経大腸経の圧痛点を調べ、痛みと関係している圧痛点5ヶ所に糸状灸を2壮。これで痛みが50%楽になる。右肩甲骨の周囲を調べ膈兪付近にパイオネックスを貼るとさらにすこしよくなる。
母指球の激痛点は痛みが減っているがまだ痛いのでソマレゾンを貼る。まだ固定化していないのでしばらくピアノ練習を休んでお灸を続けてくださいとお話しして治療終了。
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Posted by へんせき at 21:49│Comments(0)
│運動器疾患
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