2013年02月21日
脳梗塞後遺症による視床痛
84歳男性、5年前に脳梗塞を発症しその半年後に障害側の右手足に痛み痺れが現われてずっと続いている。痛みはジンジン、ビリビリした痺れがひどくなり痛みとして感じるそうだ。特に手首足首から先の方がひどく感じる。
過去に痛みの治療として星状神経節ブロック注射、麻薬系の鎮痛剤点滴、鍼灸治療など受けたがまったく効果がなかったと言う。現在は脳梗塞予防の為に抗血小板薬、降圧剤の薬物治療とリハビリをしている。痛みに対しては他に開頭しての電気刺激療法があるといわれたが年齢的に難しく今は特別何もしていない。
視床痛は持続的発作的な代表的慢性疼痛であり難治性である。少しでも痛みと痺れが改善できないかと来院された。脳梗塞を発症された人は障害側が冷えていることが多く、この方もぬるめの足湯でも熱くて浸けていられないと言う。
治療は肺気腫もあるので心臓、肺の交感神経抑制をして呼吸が深くなったことを確認して右側の井穴刺絡と百会及び左頭部刺絡。治療後しびれ感が2~3割減った。娘さん二人に自宅治療を教え足湯と共にしばらく続けていただき経過を知らせてもらうことにした。
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過去に痛みの治療として星状神経節ブロック注射、麻薬系の鎮痛剤点滴、鍼灸治療など受けたがまったく効果がなかったと言う。現在は脳梗塞予防の為に抗血小板薬、降圧剤の薬物治療とリハビリをしている。痛みに対しては他に開頭しての電気刺激療法があるといわれたが年齢的に難しく今は特別何もしていない。
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狭心症を心配された胸の痛み
気管支拡張症・手足の不調はパーキンソン病だった
三叉神経痛・顔面の痛み
帯状疱疹による痛み、ひきつれ感、4回の治療で完治
複視(滑車神経麻痺)ものがダブって見える
二週間経過した帯状疱疹
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Posted by へんせき at 23:23│Comments(0)
│脳・精神・神経
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