たまりば

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2012年10月11日

起立性低血圧と起立性調節障害

9月中旬、母親に連れられ中学3年女子が治療にみえた。主訴は週に2回程度だった頭痛が新学期がはじまってほぼ毎日起こるようになった。他にも朝礼とか体育のとき立っていると気持ちが悪くなる。夜寝付くまで1~2時間かかる。

7月K大学病院に一泊入院して脳、心臓血管系の検査を受け起立性低血圧があり起立性調節障害ではないかと言われた。しかし起立性調節障害に特徴的な朝起きられず、午前中ごろごろしているというようなことはなく頭痛がなければ学校に行けるそうだ。

座位と臥位で血圧を測ってみると低めだが異常というほどではない。治療は交感神経の働きをよくするH5F5の井穴刺絡と志室のお灸。自宅でも同じ治療をしてもらうことにした。9日後2回目の治療。この間の経過は治療効果が出ていないようで、起床時毎日頭痛があり、しばらくして治ることもあれば半日続くこともある。痛い時は鎮痛剤を飲んでいる。

立ってふらっとすることがあり10秒くらい目の前が暗くなることもある。体育は見学して学校は1回休んだ。朝はもう少し寝ていたいがちゃんと起きてご飯も食べている。今日も左の後頭部が痛いと言う。治療方針を変えてH6F4の井穴刺絡をすると少し痛みが減る。次に左後頭部を触診して圧痛点を3ヶ所探しそこに頭部刺絡をすると直後痛みが消失した。

この子は交感神経の働きが悪くて出ている症状と頭痛に関しては何か心因性の頭痛(緊張型頭痛)が混じっているような感じがした。自宅治療はH6F4の井穴刺絡と頭痛が出たら頭部刺絡、お灸4ヶ所とした。その後10日経つが経過はいいと連絡があった。頭痛は起きてもすぐよくなり鎮痛剤は飲んでいない。学校も休んでいない。

母親に学校の様子を聞いてもらうと友人関係で少し悩みがあったようでそれも関係しているかもしれない。治療は交感神経、副交感神経両方を同時に抑制するのがいいかも知れない。もう少し治療継続して一番いい治療法を探したい。

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