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2011年04月02日

大地震後の不眠症

大地震後の不眠症東京は微量の放射線が測定されているが直接の被災地ではない。しかし精神的に不安定になっている方も多いようだ。五十肩の治療をしている女性から娘さんが不眠症になり睡眠導入剤を飲み始めたとの話を伺った。原因は被災した東北地方の取引先との仕事で過度のストレスがかかったことのようだ。

このようなとき自律神経は交感神経が亢進して不眠を始め、各自の弱いところ(感受性の高いところ)にさまざまな症状を引き起こす。胃痛、耳鳴、不整脈、動悸、頭痛なども同様である。ストレスがかかり続けると器質的疾患やうつ症状に発展する。被災地の方々の心の痛手はいかばかりか、専門的な対応が急がれる。

しばらく仕事を離れることがベストだが、短期的には睡眠薬を服用した方がいいと思う。長期に続けたり服薬量が次第に増えていくようなら注意が必要で、安全性は高いがどの睡眠薬でも依存性や習慣性はゼロではない。

本来、人間は一日25時間の体内時計を持っていて生活リズムで24時間に合わせている。不眠症対策として生活習慣を少し変えてみることを勧めた。①早起きをして一定時間太陽の光を浴びる。②朝食をしっかり摂る。③日中できるだけ体を動かす。④夕食を早めに済ませる。⑤暗くなったら明るいところをなるべく避ける。⑥交感神経の緊張を抑えるお灸を手足4ヶ所にやる。

お若い方なので交感神経の緊張が治まり体内のリズムが戻れば、薬に頼らなくてよくなるだろう。今日は多摩川住宅の周辺と野川沿いを自転車で走ったが、ソメイヨシノがちらほら咲き始めていた。世の中重苦しい雰囲気に包まれているが、今年も桜の季節が廻って来た。

写真の桜は「ソメイヨシノ」より少し早く咲く「ジンダイアケボノ」神代植物公園で3分咲き。

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    Posted by へんせき at 00:10│Comments(0)脳・精神・神経
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