たまりば

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2010年08月16日

高麗手指鍼と肩こり

高麗手指鍼と肩こり高麗手指鍼と言っても一般の方には馴染みが薄いと思う。自在に使える鍼灸師も少ない。この鍼法は韓国で開発され日本には30年くらい前に紹介された。

この鍼法は手(指・掌・手甲)に全身のツボを配し、手の治療をすることにより全身の治療ができると考えている。私は学生時代に高麗手指鍼の勉強はしたが、日常の臨床でこの高麗手指鍼の考え方で手のツボを使うことはほとんど無い。(しかし、別の理論で手のツボはよく使っている。)

今日、肩こりを主訴として30歳代の男性が受診された。鍼は初めてだそうだ。詳しく聴くと凝り感と鈍痛を感じるのは肩甲骨の内縁部で肩上部や首筋は問題ないようだ。

遠隔部の治療をいくつかやってみたが、症状がほとんど変わらない。手の甲のツボを探している時にふと高麗手指鍼を思い出し、肩甲間部の相応箇所(中指の付け根付近)を調べてみると激痛点が存在する。ここが治療点になると判断して太さ0.12ミリの鍼を10分間置鍼したら肩甲間部の凝り感と鈍痛はなくなった。

同時に肩上部にわずかな違和感が出てきた。おそらく最初から存在する2番目の痛みを感じるようになったのだろう。これに対しては首の前側のツボに置鍼をした。ひとつの治療法で全てに対処することは難しい。臨機応変な治療をするには「鍼の引き出し」を増やす必要がある。




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