たまりば

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2010年08月02日

橈骨神経麻痺の鍼灸治療

橈骨神経麻痺の鍼灸治療腕には橈骨神経、正中神経、尺骨神経の3本の大きな神経が走っている。このうち橈骨神経は主に手首や指を伸ばす動きを支配している神経で腕の神経麻痺はほとんどこの神経で発症する。

症状は手首に力が入らず手首から先がダランと垂れ下がる(下垂手)で、字がかけない、歯が磨けない、キーボードが打てないなど生活に支障がでる。外傷や骨折で神経が損傷することでも起こるが、一番多いのは転寝などして無意識に上腕(力こぶ)の外側を圧迫が原因の場合だ。ハネムーン症候と呼ばれることもある。

今日、来院された30歳代男性も昨日夕方40~50分椅子で転寝をし、起きたら手首から先が自由に動かず何が起きたのかびっくりしたそうだ。いま整形外科を受診しての帰りだが、治るまで1ヶ月ほどかかると言われて、鍼をすれば治りが早くなるかと思い立ち寄ったそうだ。

一般的に予後はいいが1回の治療で完治は出来ない。どの程度神経が傷害されているかによって、治るスピードは違うが、鍼治療の前後で幾らか手首の動きが変わると思うとお話して治療した。主な処置は井穴刺絡、頭部刺鍼、上腕から前腕への施灸で、自宅で出来る治療はやり方を指導した。

治療後の感じは予想どうり幾分動くとの事。私の臨床で取り扱うことが多い神経麻痺はこの橈骨神経麻痺顔面神経麻痺だがどちらも末梢性であることを確認して発症からなるべく早く治療を始めると治りが早い。もちろん病院の治療を併用していい。また突発性難聴も治療を早く始めることが予後を左右する疾患だ。

軽度の麻痺はほっといてもなおるかもしれないが、経過はどうなるかは分からない。様子を見るのは長くても1週間以内にして治療を始め、ある程度動くようになったらリハビリをしていく方がいい。治る順序は ①手首の動き ②指の動き ③感覚異常 ④握力が一般的だ。


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