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2010年07月07日

自宅治療継続中のアトピー性皮膚炎

自宅治療継続中のアトピー性皮膚炎一ヶ月前に初めて来院され毎週1回鍼灸治療を続けられている40歳代女性。20年前の出産を契機にアトピー性皮膚炎を発症した。その後皮膚科でステロイド剤の治療や民間療法、食事療法などいろいろ試された。

3年前から免疫抑制剤(プロトピック軟膏)を治療の中心にして割りと落ち着いていたが、最近少し痒みが出てきたので前から興味を持っていたはり灸治療を思い立ったそうだ。

アトピーそのものを治せる薬はない。もちろん鍼灸でも治るわけではない。目的とするところは日常生活が支障なく送れるようにすることにある。だが巷にはあたかもアトピーが完全に治るかの様に宣伝するアトピー商法が横行している。患者さんはだまされないようご注意ください。

アトピー性皮膚炎の治療は、病状や年齢、体の部位、またそのときどきの症状に応じて治療法を選びそれにスキンケア食生活の改善を中心に、長い目で気長に治したほうがよい結果につながる。 はり治療も1回で症状がすっきり取れる分けではないが直後効果として何となく皮膚の感じが違うというくらいだ。

そこで日常生活の改善と自宅での治療が大事になる。自宅治療は技術的には難しいことはないが続けることはよほど決意しないと挫折する。この患者さんは1ヶ月こちらの指示通りになされた。やはり効果は出るもので首から背中上部の痒みが減ってきたそうだ。見た目も赤みとカサカサが減っている。

自律神経を介する治療なので1ヶ月を1クールとして2週間ほど休みを入れ再開する予定だ。皮膚の症状は自覚症状と見た目で効果がはっきりするが、アトピーの本質を理解して取り組むことが肝要だ。


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