たまりば

  健康・ダイエット 健康・ダイエット  調布市 調布市

2010年06月19日

便秘のはり治療

便秘のはり治療便秘を主訴として来院される患者さんは少ない。ほとんど他の病気の治療中に便秘がちなので鍼で治す手はないかと相談される。そして上手くいくと今回もまたお願いしますということになる。きょうお見えになった40歳代女性もそのような患者さんだが昨日からお腹が張って苦しいそうだ。

便秘の原因を大きく分けるとポリープ癌、炎症、癒着などで腸管自体が狭窄を起こしている器質性便秘とこうした病変はなく腸管の機能が亢進したり低下した機能性便秘がある。鍼灸治療が適するのは後者の機能性便秘で治療の効果も当日か翌日には結果がでる。

器質性の便秘の裏には悪性の疾患が隠れていることがあるので消化器科の大腸専門医に相談されたい。港区赤坂でマリーゴールドクリニックを開業されている山口トキコ先生は日本最初の女性「痔医」であるが大腸の専門医でもあり便秘の治療にも詳しい。

さて、今日の患者さんの腹診をすると左の下腹部にゴロリとした索状の塊りを触れる。はり治療が上手く行くと大腸が刺激されてこの塊りが少し動く。実際の治療は左足の胃経脾経のツボ各1ヶ所と腹部の脾経のツボ1ヶ所にはりをした。便通があったら連絡してもらうことにした。

慢性便秘の方は市販の便秘薬で対応されている場合も多いと思われるが漢方薬も効果がある。便秘の種類や体質により何がいいか違ってくるが、江戸時代の名医吉益東洞が多用した応鐘散(芎黄散)は作用が穏やかで評判がいい。


  • 同じカテゴリー(胃腸・消化器)の記事画像
    胃腸の不調からくる背中や腰の強張り
    腰痛と便秘・肩の運動制限に井穴刺絡とパイオネックス
    食欲不振と下痢が続き体に力が入らない主婦
    小児の潰瘍性大腸炎・寛解維持の鍼灸治療
    しつこい下痢・過敏性腸症候群の井穴刺絡鍼灸治療
    眼精疲労と胃の不快感
    同じカテゴリー(胃腸・消化器)の記事
     正常眼圧緑内障と胃痛の治療 (2019-03-02 23:20)
     過敏性腸症候群と診断されたが‥‥。 (2018-04-13 21:07)
     ストレスによる慢性胃炎 (2018-03-25 00:30)
     痔出血の鍼灸治療 (2017-08-19 22:50)
     急性虫垂炎に井穴刺絡とお灸・ピソマ (2015-08-24 22:31)
     潰瘍性大腸炎の高校生にお灸と井穴刺絡 (2014-11-12 22:26)

    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    便秘のはり治療
      コメント(0)