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2010年03月24日

結核(咳や喘息)とお灸

今日3月24日は世界結核予防デーだ。1882年細菌学の泰斗ロベルト・コッホが結核菌を発見した日を記念しWHO(世界保健機関)が1997年に制定した。

3月上旬多摩府中保健所管内で中高生の集団感染があった旨報道があった。結核は昔の病気と思われがちだが東京で毎年3500人以上全国で25000人以上発症している。今回感染が広がったのは最初の患者が受診した4ヶ所の医療施設で見逃され症状が出てから診断されるまで数ヶ月も時間がかかったことにある。

画像診断も細菌培養にしても近年とても精度が高くなっているが医療者の側に経験と勘と想像力がなければそれを生かすことができない。結核と診断されても排菌してなければ通院治療で3~4種類の薬を半年から1年飲めばいい。中途半端な服薬をすると耐性菌ができるので注意を要する。

最近ほとんど見なくなったが私が鍼灸師になりたての頃は時々背中に大きい灸痕を残した患者さんを診た。その灸法は打膿灸といって大きい艾で直接皮膚を焼きその痕に膏薬を貼り排膿を促すやり方である。目的は生体反応を利用し免疫力を上げ病気に対抗したものである。抗生剤がない時代結核にもよく利用された。

江戸時代後期の名医 原南陽(痔の薬乙字湯で有名)は灸をよく使った。現代では余程のことでない限り打膿灸をする機会はないが普通の灸でも鍼とは違う効果があるので一度経験なさってはいかがでしょう。風邪の後いつまでも続く咳や軽い喘息発作の咳などの呼吸器症状に効果があります。

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