たまりば

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2017年11月18日

突発性難聴による耳閉感

慢性的に経過した耳鳴りや難聴は治療してもなかなか効果が得られないことが多い。しかし発症して日が浅い、軽度から中度の難聴、病院の治療である程度よくなったが違和感が残っている、そのようなときは鍼灸治療が奏功する場合がある。

60歳代の主婦、三週間前に近所の人と立ち話をしているときに急に左耳の聞こえが悪くなった。一日様子を見てよくならないので耳鼻科を受診した突発性難聴といわれステロイド剤やビタミン剤を処方された。低音域が悪いと言われた。聴力検査で途中一旦よくなってステロイド剤が減ったが次の診察でまた元に戻り薬も増えたとのこと。

自覚として聞こえの悪さはあまり気にならないが耳がふさがっていて一瞬抜けてもまたふさがって気になる。H5F5井穴刺絡をしている途中から耳が抜けてきた。10日ほど前から左腕のしびれを感じているというので肩や首の凝りを調べたが問題なく自覚症状もない。血圧を測ってみると160/100mmHgと高い。高血圧の治療をしたら上が10mmHg、下が5mmHg下がった。耳と胸鎖乳突筋のマッサージを教えて治療終了。

翌日耳鼻科に行くと悪い音域も30㏈まで回復していた。耳閉感は前回治療後からほとんどなくなり3日後の今日も調子がいいそうだ。たまに詰まってもすぐに抜けるという。腕のしびれ感も80%よくなった。この状態が続くかもう少し様子をみることにした。


よくならなかった症例として25歳男性。テレビを見ていて急に聞こえなくなった。翌日耳鼻科に行ったら左耳が全音域90㏈以下に落ちていた。総合病院を紹介されステロイド点滴治療を10日続けたがほとんど回復しなかった。発症後20日して来院された。2回治療したがほとんど変化なし。

まだやってない内耳へのステロイド薬の注射や高濃度の酸素で内耳の循環をよくする療法をやっている病院を紹介した。初期の治療で全く改善が見られないものは難しいと感じる。


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  • Posted by へんせき at 20:47Comments(0)感覚器疾患