たまりば

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2017年10月02日

慢性副鼻腔炎と発汗異常

50歳代の男性会社員。今年6月ごろから蓄膿症が悪化しマクロライド系抗菌薬をずっと飲んでいるがよくならずこのままでは手術になりそうとのことで来院された。併せて更年期障害のような多汗やホットフラッシュに悩まされているとのこと。夏は一晩で下着を8回くらい取り換え、いまでも3回着替えているとのこと。また薬は飲んでないが血圧が高く(160/90mmHg)ときどき手足がしびれるそうだ。

8月には副鼻腔炎の治療のため上の奥歯を3本抜いている。6月末に37年間吸っていたタバコを止めたそうだ。6月に介護している母親の入退院などでストレスと疲労が重なってもともとあった副鼻腔炎が悪化したのではないかと言っている。アレルギーはハウスダスト、ダニ、ヒノキ、杉、ハンノキで陽性。

治療は鼻の症状に対してH1H6F6井穴刺絡、頭部正中と顔面の印堂、四白の刺絡。鼻が通ってきた。血圧に対してF4H6と百会。アレルギーがあるのでH5井穴刺絡を追加する。ここで血圧測定すると上下共に約10mmHg下がって顔面と前額部のもわもわ感が軽くなってきた。

肺経を調べると魚際に圧痛があるのでここに5壮施灸する。肩背部に接触鍼をして治療終了する。治療した夜と翌日は夜中の発汗が減り下着の取り換えが1回で済んだとのこと。もう少し治療を続け手術が回避できればとおっしゃる。今度病院で頭部MRI検査があるとのこと、ついでにアルドステロンやテストステロン、甲状腺ホルモンなども調べてもらうようにお話しした。


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  • Posted by へんせき at 20:02Comments(0)感覚器疾患