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2017年03月28日

不妊治療・体外受精をやる前に鍼灸治療

最近不妊治療で来られる患者さんは体外受精を継続中で何回かやってうまくいかず、鍼灸治療を併用してみたいという方が多い。40歳の主婦、不妊治療のため二週間前から通院を始め今検査中とのこと。お姉さんの紹介で病院の治療を本格的にする前にできることがあるのではないかと来院された。

これまで大きな病気をしたことはないものの5年前から子宮頸がん検査で異形成が認められ経過観察を続けている。初回の治療では足が冷えて井穴刺絡で出血せず足湯が必要だった。腹診では全体的に問題ないが恥骨の端に圧痛がある。治療は足の陰経の井穴刺絡の後、足の陰経・腹部・腰部に八分灸。自宅で三陰交と関元にせんねん灸をすることにした。

卵管造影検査で右側の卵管閉塞と子宮内膜にポリープ状のものが認められ次の検査がなされたとのこと。自宅でお灸と足湯を続けたせいか二回目の治療では足湯をしなくても足の井穴から十分出血して血行が良くなっていることが推測された。治療は初回に順じ百会刺絡を追加。

検査の結果がどう出るか分からないが、急いで体外受精に進まずしばらくセルフケアと鍼灸治療を続けてタイミング法で妊娠を目指したいとのことなので意見交換会で神戸の竹中先生に教えていただいたタイミング法を説明した。



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  • Posted by へんせき at 00:05Comments(0)小児・婦人科