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Posted by たまりば運営事務局 at

2017年01月16日

帝王切開や子宮筋腫の手術痕が原因の腰痛

40歳代に女性会社員。7日前腰の痛みで目を覚ました。当日は外出不能のため自宅で静かにしていた。前日居酒屋で背もたれのない椅子に4時間半くらい座っていたせいかと思った。翌々日歩くのは無理だが自転車は乗れたので近所の整骨院に行き、低周波、マッサージ、テーピングをしてもらった。

少し痛みが引いてきたが昨日からまた痛みがぶり返してきたので、会社の同僚の紹介で来院された。痛い部位は右の腰臀部、前屈、後屈、みぎ側屈で痛みが出る。また歩くと痛いそうだ。

F4→F5井穴刺絡をするが変化なし。右のF6井穴刺絡も効果なし。おなかを手術したことはないかお聞きすると10数年前に子宮筋腫、10年前に帝王切開の手術を経験している。また小学生の時に虫垂炎の手術もしている。壁を背にして立位で手術跡の圧痛を調べると15か所に圧痛点を認める。

同部位を三巡調べ痛みが消えない11か所にパイオネックスを貼る。ベットまで3~4歩歩いた瞬間先ほどまでの痛みがほとんど取れていて驚かれた。ただ先ほどなかった仙骨と尾骨の間付近に軽い痛みが出てきた。これは百会の刺絡でなくなる。最後に右F1F3井穴刺絡をするとさらによくなる。

この症例のように過去の手術跡が関係している痛みは患部ではなく手術痕に対する治療をしなけれが効果が出ない。



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  • Posted by へんせき at 21:26Comments(0)運動器疾患