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Posted by たまりば運営事務局 at

2016年02月08日

三ヶ月続く座骨神経痛様の痛み

60歳代の女性。昨年11月、右の臀部が痛くなりそれから太腿の後側、ふくらはぎと痛みがだんだん下の方にも広がっていった。12月になると右足を踏み出す動作で痛みがひどくなり早歩きや駆け足が出来なくなった。

今年になって整形外科を受診した。椎間板ヘルニアが原因ではないかと言われ、鎮痛剤とビタミン剤を処方され牽引などのリハビリを3回したが痛みが引かずに来院された。

安静時でも重だるいような痛みがあり、時々ズーンとする痛みが来る。歩くと痛い。まずベットに背臥位で片足ずつ45度ほど上げてもらい左右の違いを確認してもらう。右足が重い。痛くなったきっかけは10月末に茶道の体験講座に行って長時間正座をしたことではないかと言う。

正座をして負担がかかる膝と足首、足甲の圧痛を調べてパイオネックスを貼りもう一度上記の体勢で足を上げてもらうと変化なし。次に右F4F5井穴刺絡をすると少し軽く上げやすくなる。腹臥位になり右の臀部、大題後側、ふくらはぎの圧痛点を捜しパイオネックスを貼る。確認するとさらにいい。

次に赤羽式の応用で健側のパイオネックスを貼った対称点に6番鍼で即刺即抜の刺鍼をして確認すると左右差がなくなり両足とも同じように上がる。歩いてもらうと足が軽いと言う。肩こり目の疲れがあるので後頭部と百会の刺絡をして治療終了する。どれくらい治療効果が持続するか様子を見てもらうことにした。

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  • Posted by へんせき at 20:44Comments(0)運動器疾患