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2015年11月01日

過活動膀胱・夜間頻尿の鍼灸治療

夜中に何度もトイレに行くようになり半年前泌尿器科を受診して過活動膀胱の診断を受けた68歳の男性。前立腺肥大はそれほどでもなく抗コリン剤の処方を受けずっと服用しているが思ったほどの改善がなく、大学時代の友人から鍼灸治療を勧められ来院された。

現在の排尿状況は日中12回、夜間3~4回くらい。気になるのはもっぱら頻尿で急な尿意ひっ迫感で困ってはいない。希望として昼間は排尿間隔が2時間、夜は2回で済めば楽なのだがとのこと。現在高血圧と高脂血症の薬を飲んでいる。

お腹を診るとお臍の右斜め上に圧痛。右F3井穴刺絡の後、H5F5井穴刺絡。恥骨上縁の圧痛点に鍼をして中極に施灸7壮。仙骨部の圧痛点4ヶ所に施灸各5壮して志室にせんねん灸をする。最後に百会の刺絡をして治療終了。

治療中体が温まりリラックスしたと言われる。3日後二回目の治療。前回治療後の様子は体がすっきりして爽快感があった。夜間の回数が2回に減り睡眠がよくなった。日中はあまり変わらない。他には排便がスムーズになり気持ちがいいとのこと。しばらく継続して治療を受けたいとのことだが自宅で足湯と膀胱訓練をしていただくことにした。



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  • Posted by へんせき at 21:18Comments(0)泌尿・生殖器