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2015年07月20日

踵の痛み・足底腱膜炎に井穴刺絡とハペパッチ

半年間休職していて今年4月から職場復帰された60歳の看護師さん。復職した頃から起床時に右の踵が痛むようになった。右足をかばっていたせいか4月中旬に左膝内側痛が出現。右足踵痛はだんだん悪化してして起床時だけでなく普段の歩行時にも痛くなり、5月末には左の踵も痛くなった。

整形外科で膝、踵を診てもらったがレントゲン検査では異常なく、整形で出来ることは鎮痛剤、足底板作成、ストレッチと言われた。足底板は作ったが合わず今再制作中、鎮痛剤はあまり効かない。6月に入り近所の鍼灸院で6回治療するも痛みが緩和せず、最近は痛みが出ることに恐怖感を感じて家族からは仕事を止めるように言われているとのこと。

痛みが強い右足から治療する。先ず圧痛点の探索。かかと、親指の腹側、付け根、内踝の斜め下、足の甲に圧痛がある。右F3井穴刺絡をして歩いてもらうと少しいい。再度圧痛点を確認してハペパッチをかかとに2枚貼る。さらに親指、内踝とハペパッチを貼ると歩いての痛みが減り足の甲に4個パイオネックスを貼るとほとんど痛みがなくなり、左足裏の痛みが気になりだす。

左F3井穴刺絡とかかとの圧痛点にハペパッチを貼ると左右差がなくなり痛みを気にせず歩ける。三ヶ月も続いている痛みがほとんどなくなったので信じられないと言う。仕事に復帰したときサンダルを履いていたが、足に悪いと思い今はスニーカーに履き替えているそうだ。これで様子を見てもらうことにした。

翌日電話があり、治療後三時間ほど痛みがなく普通に歩けたがその後少しずつ痛くなり朝はまたもとに戻ったようだ。急性期に痛みの治療が上手く行かず慢性痛になって痛みの神経回路が歪みもとに戻りにくくなっていると思われるので治療間隔を空けずに数回続けて治療することを勧めた。

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  • Posted by へんせき at 20:41Comments(0)運動器疾患