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2014年05月22日

動悸を伴い早朝覚醒・不安感が強い症例

20年ぶりに来院された40歳代の女性。3年前に父親が亡くなり、その後母親が元気がなくなり一人暮らしが心配なので昨年夏から同居した。それからしばらくして早朝目が覚めるようになりしかも動悸がするようになった。

循環器科で異常がなく、精神科で漢方薬と頓服で安定剤を処方されている。ここ一か月母親の状態が悪く、不安感と動悸を伴う早朝覚醒が頻繁になったので鍼灸を試してみようと来院された。

目が覚めるとその後は熟睡できずうつらうつらで起床時すっきりしてなく日中少し眠たい。ストレスで時々胃が痛くなることもある。お腹を診ると鳩尾部とお臍の左上部に圧痛がある。これは左F1F6及びF3井穴刺絡で楽になる。検査で心臓に問題はないようだけど試しに左H3井穴刺絡をしてみる。変化なし。早朝の症状はストレスにより自律神経の切り替えが極端になっているのではないか。

交感神経抑制のH6F4で気分が楽になるという。不眠や精神安定のツボに8分灸をして最後に百会の刺絡で治療終了。自宅で足湯とピソマの井穴刺激、三陰交と失眠のお灸を続け10日後に次の治療をすることにした。

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  • Posted by へんせき at 16:06Comments(0)脳・精神・神経