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2013年03月02日

井穴刺絡とお灸で逆子治療

妊娠35週に入った主婦。二人目の出産になるが32週目くらいから逆子と言われこのままだと16日後に帝王切開する予定になっているとのこと。

医師から特別の指示はなく最初は帝王切開でもいいと思っていたが、だんだん恐くなりやはり普通分娩で出産したいので鍼灸治療で逆子を返したいと来院された。三年前に第一子を普通分娩で出産している。

ご自身の体調に問題なく胎児はやや小さいが順調に経過している。治療は足湯をして三陰交のお灸とF4の井穴刺絡。自宅で三陰交、至陰のお灸を続けるとともに逆子体操をするようにお話しする。4日後二回目の治療。前回治療後胎児の位置が少し変わったような気がするとのこと。

治療部位は前回の治療に列欠の鍼と百会の刺絡を加える。今回は治療中におなかの動きが激しい。3日後に検診があるのでその結果で以後の治療を考えることにする。自宅では足湯、散歩、三陰交と至陰のお灸、逆子体操を続けていただく。

一般的な治療効果は治療開始の時期や胎児の状態で違うが早いと1~2回で返る。なるべく早くお灸をした方が成功率が高い。37週や38週でも5割は返るのであきらめないでやってみるといい。

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  • Posted by へんせき at 23:58Comments(0)小児・婦人科