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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年09月06日

慢性腎臓病と不整脈(心房細動)

約十年間心房細動を薬でコントロールしてきた70歳の男性。昨年の健康診断で血清クレアチニン値が1.0を超え、今年は1.5に上昇した。医者は心房細動の薬(シベノール)が腎臓に負担をかけていると考え、減薬したところ発作が起こるのでまた元に戻し大学病院を紹介した。

大学病院では腎臓の精密検査をしたが特に異常はなく、腎臓に負担が少ない別の薬に変えたがその薬はまったく効かなくて結局もとの薬を飲むことになった。本人としてはこのままではだんだん腎機能が悪くなって最終的には透析になるのではないかと心配され来院された。

薬を止められないので、しばらく鍼灸治療を続けクレアチニン値や尿タンパクがどうなるか様子を見てもらうことにした。毎週2回往診を続けている70歳代の女性がいる。その方は以前人工透析を勧められたこともあるがこの2年間数値が落ち着いている。医者から先月の診察で「もう少し悪くなるのが普通なのに不思議ですね」と言われたそうだ。鍼灸治療が何かいい影響を与えているかもしれないが証明できない。

治療は頻脈になるので交感神経の抑制で、H3H6。本人曰く「不整脈が起こるときは必ずお腹が張って苦しくなる。噴門が緩んで逆流性食道炎もあるが、何か関係があるのか。」 腹診をするとおへその右側とみぞおち部が硬くて圧痛がある。左のF1F6の後F3F4の井穴刺絡。

腹部2穴と背部に3穴お灸を追加するとさらに腹部の緊張が取れ食欲が出てきた。

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  • Posted by へんせき at 21:30Comments(0)不定愁訴・体調管理