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2012年05月13日

急性膀胱炎に効果があった一例

ゴールデンウィーク前の4月27日午前中、50歳代の主婦が膀胱炎の症状を訴え来院された。時々腰痛治療の為に来院されているが、今朝から下腹部不快感や排尿時痛があり今までの経験で膀胱炎のようだと仰る。

いつもは抗生物質を数日飲んでよくなっているが鍼灸治療が効くかどうか試してみたいとのこと。通常急性の膀胱炎、尿道炎、前立腺炎は抗生物質が効くのでそちらを勧めているが、馴染みの患者さんなので治療してみた。

治療部位はF3F4の井穴刺絡、中極と仙骨部の圧痛点に直接灸5壮、百会の頭部刺絡。これで下腹部の不快感がなくなったという。治療を終えトイレに行って排尿時痛を確認してもらうと痛くないという。

治ったかもしれないと言うが、明日から病院も休みになるので今日中に病院に行き尿検査をするようにアドバイスした。一昨日来院され、尿検査の結果「急性膀胱炎」と診断されクラビットが処方されたそうだ。しかし膀胱炎の症状は鍼治療の後からずっと出なかった。薬は飲みたくなかったが、菌が出ていたので当日夜から5日間飲んだとのこと。

一般的に急性の感染症は薬剤の適応だが、この症例のように早期においては交感神経の抑制や特効穴の治療が奏効する場合もあるので病院に行く前に一回試してみるのもいいと思う。

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  • Posted by へんせき at 23:03Comments(0)泌尿・生殖器