たまりば

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2010年08月12日

眼科疾患(老眼・白内障・緑内障・加齢黄斑変性)

鍼灸治療と眼科疾患を結びつける人は少ないと思う。タイトルで挙げた4つの病名は加齢によって発症する眼の病気の代表的なものだが、これを主訴として来院される方は少ない。他の疾患を治療していてそれが一段落した頃、目のことをお話になる。

私が日常の診療で取り扱うことが多い目の症状は眼精疲労・ドライアイ・飛蚊症などだが、眼精疲労は肩こりや頭痛の原因になっていることも多く必ずチェックするようにしている。

上記の四疾患で老眼以外は将来失明するかも知れないという不安がよぎる。その中で「緑内障」は不思議な感じがしている。緑内障は何らかの原因で視神経が障害を受け、視野が狭くなる疾患で眼圧が高くなることが原因と言われていた。

しかし、緑内障全体のうち正常眼圧の割合は7割を占めている。これは眼圧以外のものが関与していると考えていいのではないか。眼科の治療では薬で眼圧を下げることが先ず選択される。鍼灸単独での経験はないが、鍼灸を併用して進行が止まったり、視野が改善したことはある。(治療ポイントは ①頭頚部 ②眼の周囲 ③目を纏う経絡)

なぜこのようなことが起こるのか考えてみた。視神経は血流が悪くなるとダメージを受ける。おそらく脈絡膜の血流障害が鍼治療の刺激で交感神経が抑制され毛細血管が拡張することにより改善するのではないか。元通りに回復できなくても進行が止まり現状維持できれば治療の意義はあると思う。

  

  • Posted by へんせき at 22:44Comments(0)感覚器疾患