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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年08月07日

ばね指の治療ポイント

ばね指でお悩みの方は少なくない。医療機関を受診しない人も多い。原因は使いすぎが一番多いが、妊娠や更年期をきっかけに発症するものもある。その他リウマチや先天性のものもある。

今日、診た60歳だいの女性は5ヶ月前に右手3指に発症し現在痛みや腫れはないが、手を握り指を広げようとする時引っかかりスムースに伸ばせない。整形外科の一般的な治療は消炎鎮痛剤、湿布、固定、靭帯性腱鞘内へのステロイド剤注射、手術で固定までで治るといいがその後の二つは負担が大きい。

鍼灸の治療では症状が少しでも変わるツボを探せるか否かが成否の分かれ目になる。手掌、前腕、背中、首、頭を丹念に触診して指の引っかかりが減るポイントを探さなければならない。根気もいるが、やろうと思えば自分でも探せる。

この患者さんは右の首2ヶ所が治療点になった。次にこのツボにどのような刺激をするか。鍼、皮内鍼、灸、刺絡、パルスなどその方に最適な手段を選らばねばならない。手段とドーゼは経験によるところが多い。さらに経過観察して何日ぐらいいいのか確かめ、自宅治療の必要性や次回治療を決めなければいけない。  

  • Posted by へんせき at 00:59Comments(0)運動器疾患