たまりば

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2010年07月29日

骨や関節の変形と痛み・鍼灸治療

画像診断で、椎間孔が狭い、骨棘やヘルニアがある、軟骨が磨り減っている等の異常が認められるとそれが痛みや痺れの原因にされることが間々ある。

鍼灸治療をしていると、変形があってもそれがそのまま痛みや痺れの原因になっているとは思われない症例を度々経験する。

52歳男性、頚椎の椎間孔が右3ヶ所左1ヶ所が狭くなって変形性頚椎症の診断。10回の治療で両手の痺れが7割改善。68歳女性、両膝の軟骨が磨り減りO脚に変形している。変形性膝関節症の診断で3ヶ月前に11月、左膝の人工関節置換手術を予約。毎週1~2回治療を続けているが、最近痛みは減って短い距離なら問題ない。しかし変形は変わらない。

上記2例は鍼灸治療をして骨や関節の変形はそのままだが、痛みや痺れは改善している。何を治療しているのかと言えば、筋肉と神経だ。

昨日84歳の女性を往診した。10日前から左臀部から下肢に激痛が走る。近所の整形外科で坐骨神経痛と診断され座薬(鎮痛剤)を処方されたが効かない。一昨日高血圧で通院している大学病院の整形外科で診てもらったら、ひどい側弯症が原因なので治す方法がない。鎮痛剤を使い安静にするようにと言われ返されたそうだ。

それで思い余って往診を依頼されたのだが、医者はいろいろな武器をもっているので側弯症に手をつけられないにしても痛みを軽くすることは可能だろう。得意な医者を紹介することも出来ると思う。痛いまま帰らざるを得ない高齢者の気持ちを考えて欲しい。

確かにひどい側弯症だが10日前まで普通に生活していたし、変形だけが痛みの原因ではないと思うので痛みが変化するツボを探し、腰背部の筋緊張を緩める治療を行った。  

  • Posted by へんせき at 22:28Comments(0)運動器疾患