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2010年07月25日

夏バテ予防の灸

長崎は「竜馬伝」で盛り上がっていた。先週18日放送の第29回から舞台が長崎に移った。ドラマは岩崎弥太郎の語りで進む。先週は明治15年、弥太郎はすでに巨大海運会社を築き老舗の三井、住友と肩を並べるまでになっていたが、胃の具合が悪く灸治療を受けながらの回想であった。背中の膀胱経に沢山の隔物灸(生姜やニンニクをスライスしてその上に荒い艾を乗せる)をすえていた。

弥太郎は後藤象二郎の推挙で大政奉還の半年前長崎土佐商会に赴任し、それが将来の三菱の創業につながっていく。そのころ竜馬は亀山社中をつくり薩長同盟を成立させていた。弥太郎は竜馬以上に長崎にとって縁の深い人物かもしれない。弥太郎は明治18年まだ50歳の若さで胃がんのため生涯を閉じた。原因はストレスと「斗酒なお辞せず」の酒のせいだと言われている。

東京は4日連続の猛暑日で上手に水分摂取しなければ熱中症になる。しかし、冷たい飲み物を取りすぎると胃腸の機能が低下し夏バテの原因になる。冷たいものが胃に入ると吸収する為には体から熱を奪う。奪われた熱を補充できればいいが、胃が冷えていると熱の元になる食べ物を消化・吸収できず、やがて夏バテとなる。

夏バテになりやすい人は、先ず胃の調子を整えることが肝要だ。幾つかツボを紹介するので自宅でせんねん灸やカマヤミニを据えてみてはどうでしょう。ツボの位置は簡単な本を買うか、鍼灸師にお尋ね下さい。天枢、中脘、足の三里、陰白、厲兌、「六華の灸」と呼ばれる膈兪・肝兪・脾兪。また頭頂部の百会に素焼きの鉢を乗せその上で艾を燃やす夏バテ予防の灸もある。



  

  • Posted by へんせき at 23:13Comments(0)医療情報