たまりば

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2010年06月29日

生活習慣改善と鍼灸治療

生活習慣が病気に関係していると分かっていてもそれを変えることはなかなか出来ない。理由は客観的に悪いと言われることでも本人にとっては不快なことではなくむしろ心地よいからだろう。

先日紹介した禁煙を実行に移した女性などは稀な一例で元気な時や自覚がないときに話してもほとんど不発に終わる。過去残念な思いをしたことがある。50歳の若さで間質性肺炎で亡くなった知人は30歳頃にタバコの吸いすぎを注意したが聞いてもらえなかった。

生活習慣を変える場合いまやっていることを止める場合とやってないことを始める場合がある。半年前から来院されている50歳代の女性がいる。症状は膝と腰背部の痛みがあり血圧が高い。来院のきっかけはブロック注射が痛く効果が持続しないので鍼をしてみようとのことで、降圧剤も服用していた。

症状は一進一退で治療の後はよくても数日すると元に戻りなかなか治療効果が出なかった。この方は痛みを恐れるあまり運動(歩くこと)が極端に減っていた。しかし1ヶ月前から膝の痛みが完全に取れたのを契機に1日30分歩くことを始められた。するとあれほどすっきりしなかった左の背中と腰の痛みも減ってきた。腰痛は安静より適度に動いた方が早く治るエビデンスがある。

歩き始めてから鍼治療で追加したことがある。円皮鍼を片足3ヶ所のツボに貼ることで足の筋肉疲労を防ぐ効果がある。以前休みの時よく山登りをしていたが円皮鍼を貼っていくと足の筋肉痛が軽減された。この方は今後体重が減り血圧にもいい効果が予想される。

鍼灸治療は体のよくなろうとする生命力を後押しする治療なのでご自身がそのような意識を持ちいい生活習慣を実行されると効果もよく出るようだ。  

  • Posted by へんせき at 23:07Comments(0)生活習慣病